PROJECT CONCEPT

永代通りの景観活性と、江東区の背景を表すメッセージ性を持った集合住宅ファサードのデザイン。建築を代表する4大素材(木、コンクリート、金属、ガラス)でバルコニーの手摺をデザインし、進化するビジネスタウンや運河、下町情緒が残る路地の家々などを表現した。また各戸を仕切るコンクリートのマリオンは市街地を升目状に走る大通りや丁字路、南北に流れる運河、入り組んだ路地の象徴。このマリオンのコンポジットと建築4大素材のコラージュを面の奥行や配列まで緻密に計算して構成し、極めて画期的なバルコニーを完成。投資用の集合住宅でありながら、そのファサードデザインに於ける新たな可能性に挑戦した。

DESING CONCEPT

都心に住まうことの付加価値を求めるユーザーの満足感と地域社会に美観と活性をもたらす公共性の両方を満たすため、デザインを重視した集合住宅を造っている。特にバルコニーはファサードをつくる重要な要素だが、街の美観を考慮しない意図不明なデザインが蔓延しているのが現状。本件ではマリオンのコンポジットや建築素材のコラージュで永代通りの景観活性を啓発し、集合住宅に於ける新しいファサードデザインの意義を提案した。

建築の4大要素である木、コンクリート、金属、ガラスをコラージュしたバルコニーの手摺

木・コンクリート・金属・ガラスの建築4大素材の手摺とコンパネ型枠・本実杉板型枠の2種類のマリオンを組み合わせて創出した画期的なバルコニーの構成で、集合住宅のファサードデザインに於ける新たな可能性に挑戦。無秩序な意匠の建築物が乱立する東陽町・永代通りの街並みに、本件の緻密かつ精巧なコンポジションを組み込むことで景観を引き締め、江東区の中心地氏としての意識を啓発するきっかけになれればと考えた。

名称 ZOOM東陽町 総戸数 84戸+1戸(管理室)
住居表示 東京都江東区東陽町三丁目24番15号 間取り ステューディオ
構造・規模 鉄筋コンクリート造 地上15階建 事業主・売主 株式会社トーシンパートナーズ
敷地面積 396.51㎡(実測) 管理会社 株式会社トーシンコミュニティー