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クレジットカード2枚目はどう選ぶ?選び方や上手な活用法を徹底解説

クレジットカードの2枚目所有を検討している方の中には、2枚持ちのメリットや2枚目のカードの選び方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

編集部

一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、国内のクレジットカード発行枚数は2億9,531万枚。成人人口を踏まえると、一人あたりの保有枚数は2.7枚という計算です。今や、クレジットカードの2枚持ちは当たり前と言えそうですね。

そこで、本記事ではクレジットカード2枚目の失敗しない選び方や、2枚持ちのメリット・デメリットを詳しく解説します。

2枚目のクレジットカード審査を通過するためのポイントなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

クレジットカード2枚目の失敗しない選び方をまとめると
  • 1枚目と異なる強みのあるクレジットカードを選ぶ
  • 1枚目と2枚目は別々の国際ブランドのカードを選ぶ
  • 1枚目の足りない部分をカバーできるカードを選択する
  • 利用頻度の高い店舗でお得に使えるカードを選ぶ
  • 年会費のバランスを考慮。コストに見合ったメリットがあるか見極める
  • 2枚目におすすめのクレジットカードはセゾンパールアメックス!
  • 新規入会で8,000円分のポイントが貰えて、QUICPayで使えば2%ポイント還元でお得!
当記事の監修者
ファイナンシャルプランナー-恩田雅之さん
ファイナンシャルプランナー(CFP)・証券外務員2種 恩田雅之さん
1959年東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコンやIT関連の企業にて営業職に携わる。その間に資産運用に興味を持ち日本FP協会 のAFP資格を取得。2004年3月に同協会のCFP®資格を取得し同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。初心者向け資産運用に関するセミナーと投資信託など資産運用を中心とした記事の執筆及びクレジットカード、カードローン、暗号資産、住宅ローンなどの記事監修を中心に活動中しています。セミナーと執筆では初心者の方にもわかりやすいよう平易な言葉を選んだ説明に心がけています。
■URL http://onda-fp-jimusho.com/
■所属団体 日本FP協会
■保有資格 CFP® 証券外務員2種 
当記事の監修者
ファイナンシャルプランナー 中西諒太さん
静岡県出身。株式会社了代表取締役。アパレル販売員をしながら独学で宅建を取得。賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務を経て独立し現在に至る。 WEBメディア運営・監修・不動産賃貸業に従事。 中西諒太さんの公式サイトはこちら

クレジットカードはメイン・サブの2枚持ちがおすすめ

クレジットカード2枚持ち

クレジットカードは、単に複数所有するだけでは効果的な使い分けができず、十分なメリットを得られない可能性があります。

クレジットカードの2枚持ちを検討する場合は、それぞれのカードの特徴を正しく理解し、メインカード・サブカードを使い分けることが重要です。

ここでは、2枚のクレジットカードを上手に活用するために重要な、メインカード・サブカードの特徴と選び方を解説します。

メインカードは日常で利用する頻度の高いクレジットカード

メインカードは、日常で最も利用するクレジットカードという位置づけのため、基本的にはライフスタイルに合わせて選択します。

「日常生活のどの場面で、最もクレジットカードを利用するか」をイメージすると、メインカードとして選ぶべきクレジットカードが明確になるはずです。

メインカードに適したクレジットカードの特徴
  • 基本となるポイントの還元率が高い
  • 各種スマホ決済や電子マネーに対応している
  • 利用頻度の高い店舗の優待や割引サービスが充実している

サブカードはメインカードの足りない部分を補うカード

サブカードは、メインカードの足りない部分をカバーできる特典・優待が付帯したクレジットカードを選ぶとよいでしょう。

日常で利用する頻度の高いメインカードに対して、サブカードは「特定の場面、ピンポイントの条件で活用できるカード」です。

利用頻度や使い勝手の良さより、明確な強みがあるカードを選択するのがおすすめです。

サブカードに適したクレジットカードの特徴
  • 特定の趣味に特化した特典が得られる(旅行損害保険付帯など)
  • 特定の店舗やサービスに特化した優待が受けられる
  • メインカードと異なる国際ブランドのカードである

新規入会で8,000円分のポイントが貰えて、2%のポイント還元もあるセゾンパールアメックスカードなどがおすすめです。

クレジットカード2枚目を持つ5つのメリット

クレジットカード2枚持ち

ここでは、2枚目のクレジットカードを持つ5つのメリットについて、具体的に解説します。

国際ブランドを使い分けることができる

クレジットカードには、VISAやJCBなど「国際ブランド」と呼ばれるブランドがあります。

国際ブランドは、ブランドごとに決済システムや適用される特典が異なるため、2枚持ちをすることで得られるメリットの幅も広がります

主要な国際ブランドとして認知されているのは、世界5大ブランドと呼ばれる以下の5種類。

国際ブランド 特徴
VISA 国際ブランド取引件数シェア世界第1位
世界約4,000万件で利用でき、利便性が高い
海外では特にアメリカ方面に強い
Mastercard 国際ブランド取引件数シェア世界第1位
世界約3,800万件で利用でき、利便性が高い
海外では特に欧州方面に強い
JCB 日本生まれの国際ブランド
海外における日本人サポートが充実している
ハワイやグアム、台湾など日本人に人気の観光地で利便性が高い
American Express アメリカ発祥のハイステータスな国際ブランド
所有特典が充実、高品質な優待が受けられる
JCBと提携しているため日本全国で利用できる
Diners Club 1961年発行の日本最初のクレジットカード
American Express同様のハイステータスブランド
充実した優待特典、各種補償が受けられる

2枚目のクレジットカードを選択する場合は、国際ブランドごとの特徴を確認し、1枚目と異なるブランドを選択するのがおすすめです。

また、店舗やサービスによっては、対応する国際ブランドが限定されている場合があります。

しかし、異なる国際ブランドのカードを所有していれば、クレジットカードを使える店舗やサービスの幅が広がるので安心です。

カードの優待や特典に応じて使い分けができる

クレジットカードには、国際ブランドや特典・優遇サービスの違いといった特徴があります。

そのため、異なる2枚のカードを特徴ごとに使い分けることで、それぞれのよいところの「いいとこどり」が可能です

ポイント 使い分けによる「いいとこどり」例
  • 国際ブランドの使い分けで利用できる店舗・サービスの幅が広がる
  • 海外旅行保険などのの補償額が上乗せできる
  • 優待が受けられる特約店・優待店が増える

「いいとこどり」を重視の方におすすめなのが、「プロパーカード」「提携カード」を、それぞれ1枚ずつ所有するという組み合わせ

「プロパーカード」「提携カード」の違い

プロパーカード…クレジットカード会社が自社ブランド名で発行するカード
提携カード…第三者的な企業とクレジットカード会社が提携して発行するカード

「プロパーカード」「提携カード」を所有することで、両方のカードの強みを活用できるだけでなく、それぞれの足りない部分を補うこともできます

カードの種類 カードの特徴、強み
プロパーカード 付帯サービスが充実
ポイントの汎用性が高い
提携カードと比較してステータス性が高い
提携カード 提携企業に特化した優待が受けられる
割引率やポイント還元率が高い
カードの種類 カードの弱み、足りない部分
プロパーカード ポイント還元率がやや低い傾向
年会費がかかるケースが多い
審査が厳しい傾向にある
提携カード 生活環境の変化(※)に利便性が左右される
プロパーカードよりステータスが低いと判断されやすい

※引っ越しなどによる周辺環境の変化など

クレジットカード2枚持ちは、双方のカードの特典をダブルで得られるだけでなく、それぞれのデメリットをカバーできる点も魅力だと言えるでしょう。

実質的な利用可能額を増やすことができる

クレジットカードには利用可能額が設定されており、利用可能額上限に達するとその時点でカード利用ができなくなります

しかし、2枚目のクレジットカードを発行できれば、2枚分の利用限度額も利用できるため、利用限度額を実質的に増加させることが可能です。

ポイント

クレジットカード1枚だけ所持する場合、利用限度額を増やすためには「増額申請」を行い、増額審査に通過する必要があります。

増額申請には、優良な利用状況・取引実績が必要なため、申請通過自体ある程度ハードルが高いというのが実情です。

クレジットカード2枚持ちができれば、わざわざ増額申請をして審査を受けなくても利用限度額が増えるため、利便性が向上します。

用途ごとに支払いを分けることができる

クレジットカード1枚だけで運用する場合、以下のようにカードで決済した費用を、月に一度一括で支払うことになります。

クレジットカード払いができるもの(一例)
  • ショッピングのカード支払い料金
  • 水道光熱費、通信費などの固定費
  • JRの定期券・乗車券
  • 医療費や年金、税金
  • 生命保険・医療保険・損害保険
  • 投資信託の購入

支払いをまとめて一括払いできるため「一元管理できるため便利」という見方もできなくはありません。

ただ、カード払いの項目が増えれば増えるほど管理が複雑になり、項目ごとの支払いが把握しづらくなるという問題も生じがちです。

しかし、2枚のクレジットカードを上手に使い分ければ、目的ごとに支払いを分散できるため、個々の支払い管理がしやすくなります

カード利用不可など万が一の備えになる

クレジットカードを2枚所持している場合、以下のようなケースで片方のカードが使えなくなっても、もう1枚のカードで急場をしのげます

クレジットカードが使えなくなるケース(一例)
  • 紛失・盗難・不正利用などのトラブル
  • その月の利用が利用限度額上限に達する
  • クレジットカードの破損(磁気不良など)

2枚目のカードがあれば、突然1枚カードが使えない事態に陥っても別のカードで支払いができるので安心です

クレジットカード2枚目を持つ3つのデメリット

クレジットカード2枚持ち

2枚目のクレジットカードの所有を考える場合、利用額や支払い・セキュリティ管理などの面で気を付けなければならない点が出てきます。

ここでは、クレジットカード2枚持ちする場合のデメリットを具体的に紹介します。

クレジットカードの管理が面倒になる

クレジットカードを2枚所有していると、毎月の支払いやポイントの管理が1枚の時よりも複雑になるという問題があります。

例えば、カードごとに引き落とし口座が異なるのであれば、毎月それぞれの口座に適切な入金を行わなければなりません。

また、引っ越しや転職などで登録情報が変更になった場合は、2枚のクレジットカードの両方で変更手続きが必要になります。

注意

管理ミスを起こしてしまった場合、延滞や規約違反(※)などにつながり、最悪カード停止や強制解約に至ってしまうケースがあるため注意が必要です。

※基本的に、クレジットカードの規約には「登録情報に変更があった場合、速やかに変更手続きを取る必要がある」と明記されています。

付与されるポイントが分散してしまう

クレジットカードを2枚持ちすると、カード利用で獲得できるポイントが分散する可能性があります

ポイントが分散してしまうと、1枚あたりの獲得ポイントが少なくなり、効率のよいポイント運用ができなくなるため注意が必要です。

またポイントの有効期限もカードごとに異なるため、クレジットカード2枚持ちする場合は、有効期限の確認や管理をこまめに行う必要があります

ポイント管理が煩雑になる点も、クレジットカード2枚持ちのリスクのひとつと言えるでしょう。

年会費の負担が重くなる可能性がある

クレジットカードの年会費は、無料から数十万円とカードごとに様々です。

年会費無料のクレジットカードを2枚持つ場合は問題ありませんが、年会費がかかるカードを検討する場合は年会費のバランスを考慮しましょう。

年会費がかかるクレジットカードは保有するだけで固定費がかかります

2枚目のクレジットカードを選択する場合は、年会費の負担が重すぎないか年会費に見合ったメリットが得られるか、申し込み前にしっかり確認しましょう。

2枚目のクレジットカード選び3つのポイント

クレジットカード2枚持ち

本項では、ここまでご紹介してきた「クレジットカード2枚持ちのメリット・デメリット」を踏まえ、2枚目のクレジットカード選びのポイントを解説します。

1枚目と異なる強みのあるカードを選ぶ

2枚目のクレジットカードを選ぶ際は、1枚目のクレジットカードとは異なる特徴や強みのあるカードを選ぶことが大切です

例えば、1枚目がメインカードに相応しい高還元率で利便性が高いカードであったなら、とがった個性や特典のあるサブカードを選ぶのがおすすめです。

また、1枚目が提携カードであったなら、海外旅行などを見据え、ステータス性が高いプロパーカードを選択するのもよいでしょう。

2枚目のクレジットカードは、以下の項目をチェックしながら「1枚目と異なる個性のあるカード」「1枚目の弱点をカバーできるカード」を選んでください。

2枚目のクレジットカード選び チェックポイント
  • 1枚目と異なるクレジットカード種別か(プロパー/提携)
  • 1枚目と異なる国際ブランドかどうか
  • 1枚目と2枚目は欠点をカバーし合えるカードかどうか
  • 特典やサービス内容がかぶっていないか
  • 2枚持ちした場合、メインとサブの組み合わせになるか

クレジットカード2枚持ちのメリットは、それぞれのカードの強みを活かして使い分けることで、相乗効果が得られることです。

1枚目のクレジットカードの特徴や特典・サービス内容をしっかり把握し、異なる強みや魅力のあるカードを2枚目に選びましょう

1枚目と同じ国際ブランドは避ける

国際ブランドは、1枚目と2枚目別々のものを選ぶことが大切です。

国際ブランドは、ブランドごとに利用できる地域や店舗、決済システムのネットワーク、優待や特典が異なります。

国際ブランドの制限のせいで1枚目が使えない店舗やサービスでも、2枚目の国際ブランドが別のものであれば、利用できる可能性が高くなります。

また、国際ブランドによって「シェアが高い国、ブランドとして強い国」があるのもポイント

国際ブランド別 ブランドとして強い地域
  • VISA…アメリカ方面
  • Mastercard…ヨーロッパ方面
  • JCB…日本、台湾、韓国、ハワイ、グアム
  • 銀聯…中国、アジア諸国

海外旅行が趣味という方であれば、よく行く国や地域に合わせて、2枚のクレジットカードの国際ブランドを組み合わせるのもおすすめです。

1枚目と2枚目の年会費のバランスを考える

2枚目のクレジットカードを選択する場合、「1枚目と2枚目のどちらをメインカードにするか」を明確にすることが重要になります。

その上で、利用頻度が高いメインカードの年会費と、利用する機会の少ないサブカードの年会費のバランスを考えることが大切です。

2枚目のクレジットカード|年会費の考え方
  • 1枚目がメインカード⇒2枚目は年会費が無料or安いカードを選ぶ
  • 1枚目がサブカード⇒2枚目は特典や優待に見合った年会費のカードを選ぶ

メインカードは利用する機会が多いため、ある程度の年会費を払ってもペイできる可能性が高いと考えられます。

一方、サブカードは利用頻度が低いため、年会費は無料または安いものが適していると言えるでしょう。

2枚目のクレジットカードの年会費は、「ただ安ければよい」というものではありません。

利用頻度や活用する場面、優待や特典を踏まえ、適切な年会費であるかどうかを見極めて2枚目のクレジットカードを選びましょう

2枚目のクレジットカード審査に通過するための3つのコツ

クレジットカード2枚持ち

2枚目の申し込みを検討するにあたり、「すでに1枚所有しているから、2枚目は審査で不利になるのでは?」と不安を抱く方もいるかもしれません。

そこで、ここではクレジットカード2枚目の審査に通過するコツを解説します。

クレジットカードの多重申し込みは行わない

クレジットカードの多重申し込みを行うと、クレジットカード会社に「高リスクの申込者」と判断されやすく、審査に通過しづらくなるので注意しましょう

クレジットカードの多重申し込みとは

短期間(数ヶ月の間)に複数枚のクレジットカードに申し込むこと

「クレジットカードの多重申し込み」に明確な基準や定義はありませんが、短期間での申し込み件数が増えるほど、審査通過は難しくなる傾向にあります

2枚目のクレジットカードの申し込みは、「1度つきに1枚まで」に抑えておきましょう。

なお、クレジットカードへ申し込んだ記録は、以下の信用情報機関に6ヶ月保管(※)されます。

日本の信用情報機関
  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
  • JICC(株式会社日本信用情報機構)
  • 全国銀行個人信用情報センター(一般社団法人 全国銀行協会)

※参考:CICが保有する信用情報
※参考:登録内容と登録期間 |日本信用情報機構(JICC)
※参考:情報の登録期間 | 一般社団法人 全国銀行協会

信用情報はクレジットカード本審査で必ず照会されるため、多重申し込みを隠して審査をパスするのは不可能です。

信用情報機関や信用情報に関しては、以下の記事も参考にしてください。

審査の甘いクレジットカードはある?学生や主婦でも通過しやすいカードを紹介

キャッシング枠は必要最低限の金額を希望する

クレジットカードには「キャッシング枠」「ショッピング枠」がありますが、キャッシング枠の希望金額は必要最低限の金額を申告しましょう。

「キャッシング枠」「ショッピング枠」とは

キャッシング枠…キャッシング(=現金の借入)が可能な限度額
ショッピング枠…ショッピング(=買い物、サービスの支払い)が可能な限度額

クレジットカードの申し込みでキャッシング枠を申し込むと、希望したキャッシング枠の金額に応じた審査が行われます。

当然、申告した希望キャッシング枠の金額が大きければ大きいほど、審査は厳しくなる傾向にあるので注意が必要です

2枚目のクレジットカードを申し込む際は、キャッシング枠は必要最低限の金額または0円を申告することをおすすめします。

注意

クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象となります。

1枚目のカードにキャッシング枠が設定されている場合、2枚目で希望したキャッシング枠との合計金額が「年収の3分の1」を超えないか審査されます。

キャッシング枠の希望額を「0円」にしておけば、キャッシングに関する項目の審査は行われません。

「クレジットカードで現金を借りる予定はない」という方は、キャッシング枠を0円で申し込むことをおすすめします

クレジットカードのキャッシング枠と審査通過の関係については、以下の記事も参考にしてください。

審査の甘いクレジットカードはある?学生や主婦でも通過しやすいカードを紹介

クレジットヒストリーを傷つけるようなカードの利用はしない

支払いの延滞や債務整理などの金融事故を起こしてしまうと、クレジットヒストリーに傷がつき審査に通過しにくくなります

クレジットカードヒストリー(クレヒス)とは
  • 個人情報機関が保有するクレジットの利用情報
  • クレジットカード会社が保有するクレジットの利用履歴

クレジットカードヒストリーは、カード会社の垣根を越えて共有されるため、1社で金融事故を起こしてしまうと他のカード会社の審査にも影響します。

2枚目のクレジットカード申し込みを検討する場合は、クレジットカードヒストリーに傷がつくようなカードの利用をしないよう心がけましょう

クレヒスに傷がつくケース(一例)
  • 任意整理・自己破産など債務整理
  • ローンやクレジットカード、家賃などの延滞・滞納
  • クレジットカードなどの強制解約

金融事故が審査に及ぼす影響に関しては、以下の記事も参考にしてください。

審査の甘いクレジットカードはある?学生や主婦でも通過しやすいカードを紹介

2枚目のクレジットカード選びでよくある質問

クレジットカード2枚持ち

2枚目のクレジットカードの申し込みを検討する場合、様々な疑問が出てくると思います。

ここでは、2枚目のクレジットカード選びについて「よくある質問」をご紹介します。

2枚目のクレジットカード選びに疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードの1枚目と2枚目、どう使い分けるとよい?

クレジットカードの1枚目と2枚目は、それぞれ「メインカード」「サブカード」として使い分けるのが基本です。

利用頻度や利便性が高く、汎用性がある方をメインカード、特定のサービスや分野に強いカードをサブカードとするとよいでしょう。

異なる国際ブランド、異なる特典・優待サービスのカードを組み合わせると、相乗効果が得られるだけでなく、それぞれのカードの弱点をカバーできますよ。

1枚目と2枚目のクレジットカードは同じ会社でも大丈夫?

基本的に、カードの種類・国際ブランドが異なる場合は問題なく2枚のカードを発行できます

例えば、アメックスであれば「アメックスグリーン」「アメックスゴールド」などランクの違うカードの2枚持ちが可能です。

また、三井住友カードや三菱UFJニコスなど「デュアル発行」ができるカード会社であれば、国際ブランドを変えることで同じ種類のカードを作成できます

クレジットカードの「デュアル発行」とは

同じ種類、同名義のクレジットカードを複数の国際ブランドで同時発行する方法

Qデュアル発行で申し込むにはどのようにすればよいですか?

同一カード名でVISAとマスターカードの両ブランドをお申し込みいただくと、デュアル発行となります。デュアル発行をご希望の場合は、各カードブランドごとにそれぞれお申し込みいただく必要があります。カードをお申し込みの際に、ご希望のカードブランドを選択する欄がございますので、「VISAカード(1枚)」または「マスターカード(1枚)」をご選択のうえ、お手続きください。

引用元:デュアル発行で申し込むにはどのようにすればよいですか? | 三井住友カード

2枚目の審査に落ちた場合、再申し込みはいつ頃すればよい?

2枚目のクレジットカード審査に落ちてしまった場合は、再申し込みまで6ヶ月以上空けることをおすすめします

理由は「クレジットカードの申し込み情報が個人情報機関に6ヶ月保管されるため」です。

個人情報機関にクレジットカードの申し込み情報が残っている間は、審査に通過しづらくなります。

再申し込みを検討する場合は、6ヶ月間ただ時間の経過を待つのではなく、審査落ちした原因を分析して対策を立てるとよいでしょう

クレジットカード2枚目のまとめ

本記事では、2枚目のクレジットカードの選び方や2枚持ちのメリット・デメリット、審査通過のコツなどについて詳しく解説しました。

クレジットカードを2枚持ちすることで、特典や優待サービスの「いいとこどり」ができるだけでなく、それぞれのカードの弱点をカバーすることも可能になります。

ただし、2枚持ちには管理や年会費、審査の面で気を付けるべき点があるのもまた事実。

この記事を参考に、2枚目として適切なカードを選択し、2枚持ちのメリットを最大限活かせるような活用法を実践してください

参考記事:審査の甘いクレジットカードはある?学生や主婦でも通過しやすいカードを紹介

消費者庁提供:「クレジットカードの特徴と注意点とは?」

クレジットカード利用者に向けた注意喚起

  • クレジットカードは18歳から作れます。 ※原則として高校生はクレジットカードを発行できません。
  • 支払い残高は常に確認することが大切です。
  • 無計画に使用して自分の支払い能力を超えないようにしましょう。
  • 不正利用につながらないよう、盗まれたり紛失したりしないよう気をつけましょう。