取引をする上で重要な豪ドル円の相場を左右するポイントについて触れています。
豪ドル円の取引は米ドル円やユーロ円などと比べるとまだまだ少ないですが、それでも取引量が多く、注目されています。
豪ドル円の取引には金利面でのメリットも大きいのですが、それでもまだ参入しにくいという人も。
豪ドル円での取引を行う上では、オーストラリアの情勢だけを理解していればいいというものでもありません。
オーストラリアとの取引においては、様々な影響を受けやすい国だからこそ、多方面の情報を常にチェックしておくことが大切なのです。
ということで今回は、豪ドル円の取引における特徴を紹介するとともに、取引の際に意識することについても触れていきます。
豪ドル円の今後の見通しについても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
もくじ
豪ドル円の現時点でのレート
2022年の初め頃まで、豪ドルは80円代の前半で推移していました。
しかし、アメリカが急速な利上げを行い、対して日本では低金利政策が継続。
豪ドルもこの対照的な政策の余波を影響を受け、円安ドル高が進行。
現在では、90円から98円の間で推移を続けています。
豪ドルは、世界的な経済トラブルに巻き込まれることも多く、何度も相場が落ち込みました。
中国の情勢などによって影響を受けやすい豪ドル円相場ですが、迅速な金融政策によって何度も窮地を脱したのです。
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豪ドルの特徴
豪ドル円の見通しについて解説する前に、まずは豪ドルについて知っておくことが大切です。
ということでここからは、豪ドルの特徴について紹介していきます。
資源価格の値動きに影響されやすい
オーストラリアの主な輸出品は、鉄鉱石などの鉱物関連の商品です。
また、石炭や天然ガスなどのエネルギー資源の輸出も多め。
これらの商品をメインで扱っていることもあり、資源の価格相場の変動によって豪ドル円も影響を受けやすいという点も特徴。
商品相場がどう動くかによって、オーストラリア全体の経済の状況が変わってくるのです。
鉱物関連の天然資源は、価格が変動しやすいものでもあります。
価格の上下がそのまま豪ドル円に反映されるので、取引をする場合は鉱物資源などの相場や値動きにも注目しましょう。
中国との経済的結びつきが強い
オーストラリアの主な貿易国は、中国です。
中国は人口も多く経済大国とも言われているので、中国の経済が安定していれば、オーストラリアの経済も安定します。
しかし、中国の経済状況が悪化すれば、オーストラリアの経済状況も下火に。
物が売れなくなることでどんどん豪ドルの価格が下がっていき、オーストラリアの経済にも打撃が大きくなるでしょう。
豪ドル円で取引をする場合には、オーストラリアの状況だけではなく、中国の経済状況についてもチェックする必要があります。
コロナショックからの一早い回復に成功
2019年12月、中国の武漢から世界的に広まった「新型コロナウイルス」。
中国との貿易を中止した国が相次ぎ、経済的に窮地に陥った中国。
そして、その中国との貿易をメインに行っていたオーストラリアにとっても、非常に大きな打撃となりました。
しかし、オーストラリアは世界的に見ても、コロナショックによる経済の暴落からいち早く回復を果たしています。
オーストリアは新型コロナウイルスが流行し始めた初期の段階で、いち早く経済対策を打ち出しました。
行動が早かったこともあり、オーストラリアの経済は他の国と比べて悪化しにくかったのです。
早急な対応により、豪ドルは早い段階でコロナショックが起こる前の水準まで回復しました。
RBAの動向
RBAというのは、オーストラリアの中央銀行であるオーストラリア準備銀行のこと。
RBAの政策によって豪ドルの相場や豪ドル円の見通しが変わってくるので、取引を行う上では動向をチェックすることが大切です。
先に紹介したコロナショックの際にも、RBAの迅速な対応によってオーストラリアはコロナショックからいち早く立ち直っています。
具体的な政策としては、政策金利を過去最低の0.10%まで一気に引き下げです。
その結果、インフレ率や失業率が回復し始め、2022年5月に利上げに転じました。
経済が安定してきたことを受け、今後は徐々に利上げを行っていく方針です。
失業率が低い
オーストラリアは、2021年のデータによると、失業率4.9%となっています。
失業率に関しては、イタリアが9.5%、フランスが7.9%、カナダが7.4%。
日本は2.8%には及ばないものの、先進国の中ではオーストラリアの失業率は比較的低く、経済的に安定していることがわかります。
取引においても、失業率は重要なポイントです。
失業率が低いということは経済取引におけるリスクが低いということになるので、取引がしやすいと判断されます。
そのため、豪ドル円の取引は人気が高いのです。
豪ドル円が変動する理由
豪ドル円が変動しやすい理由としては、様々あります。
以下にまとめているので、チェックしてみてください。
資源国通貨として有名
オーストラリアは、世界でも有数の資源国家です。
豪ドルも資源国通貨の代表格となっており、取引においても人気があります。
また、オーストラリアでは、国内の全輸出のうち約半数が鉄鉱石や石炭。
コモディティ市場との関係も深く、この点も関係していると考えられています。
豪ドル円での取引を行う場合には、通貨の市場などと同様にコモディティ価格や原油価格に関してもチェックしておくことが大切です。
取引量は世界5位
豪ドル円は資源国国家の通貨ということもあり、取引においても人気があります。
その取引量は世界5位であり、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドなど主要な取引に次ぐ人気取引です。
ただ、取引全体で見ると、決して多いわけではありません。
米ドルが88.3%、ユーロが32.3%、日本円が16.8%であるのに対し、豪ドルは6.8%。
市場参加者が多いと、買い手と売り手がすぐに見つかるので、値動きが安定しやすいです。
しかし、市場参加者が少ないと買い手や売り手が見つかりにくく、値動きも安定しにくいというデメリットもあります。
そのため、豪ドルは米ドルなどと比べると急な価格変動などが起こりやすく、注意が必要です。
中国の影響を受けやすい
豪ドル円の取引においては、中国の影響を受けやすいという特徴もあります。
中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手となる国。
中国に名産の鉄鉱石などの鉱物資源を輸出することで、オーストラリアは自国の経済を発展させてきました。
そのため、中国の経済が安定していれば鉄鉱石などに対する需要も高まり、経済が安定しやすくなるのです。
したがって、結果的に見れば、中国の経済の好調・不調などの動向が、オーストラリアの経済、ひいては豪ドル円などのレートに影響します。
高金利の通貨である
豪ドル円は、他の国の通貨取引と比較して、高金利であることも特徴の一つです。
オーストラリアは経済大国である中国との取引をメインにしていることもあり、経済が好調で金利が高い傾向にあります。
2003年から2007年頃までは特に経済が好調で、投資家からの支持も高いものでした。
2016年を過ぎると新興国経済が減速したこともあり、経済の発展も伸び悩み、金利も下がります。
ただ、オーストラリアはもともとインフレになりやすい傾向にあるので、歴史的に見ると先進国の中では金利は高めです。
そのため資金運用先としては人気が高く、現在でもよく取引されています。
オーストラリアの政策金利の動き
オーストラリアでは取引国との関係や取引先の経済状況によって、豪ドル円の取引に影響が出やすい国です。
そしてそれだけではなく、国内での政策や金利の動きも、豪ドル円の取引に影響をもたらします。
現に、2022年の4月から6月にかけ、オーストラリアの消費者物価指数(CPI)は過去20年で最も大きい上げ幅を記録しています。
これに対し、オーストラリア準備銀行では5回連続の値上げを行い、インフレの抑制を図っています。
このように国内の経済の状況によって様々な政策が打ち出されることにより、豪ドル円のレートにも影響が及ぼされます。
豪ドル円の主な変動履歴
豪ドル円はこれまで、様々な世界的な情勢の影響を受け、相場が変動してきました。
以下に主な内容をまとめていきます。
アメリカ当時多発テロ・ITバブル崩壊(2000〜2001年)
1990年代まで、豪ドルは1豪ドル=80円前後で動いていました。
その後ITバブルが起こると、終焉を迎えた頃には1豪ドル=70円前後まで低下。
2000年後半に差し掛かると、一時は1豪ドル=56円にまでレートが下がります。
もちろんITバブル崩壊の影響もありますが、この期間には豪ドルの価値を大きく左右する出来事が起こります。
アメリカで起こった同時多発テロです。
全世界を震撼させた事件が起こった後、世界全体の経済状況は一気に落ち込み、豪ドルも1豪ドル56円まで急落しました。
円キャリートレード(2002〜2007年)
2002〜2007年の間には、円キャリートレードが行われ、豪ドル円にも大きな影響を与えました。
円キャリートレードというのは、金利の低い円で資金の借り入れを行い、それを外貨に換えて投資に回すトレード方法です。
円を売って新しい外貨と交換する取引が行われるので、市場が円安方向に動きやすくなります。
換金するのが豪ドルであれば、円を売って豪ドルを購入することになるので、豪ドルの価値が上がりやすいです。
当時日本では「ゼロ金利政策」を行っていたこともあり、オーストラリアの金利との差が大きくなっていました。
その状態で円キャリートレードを行うことは豪ドル円の取引としてはメリットが大きかったため、利用者も増加。
2007年後半には1豪ドル=100円まで通貨の価値が回復しました。
リーマンショック(2008〜2009年)
リーマンショックも、世界的に有名な出来事の一つです。
2008年の9月にアメリカの有名な銀行・リーマンブラザーズが倒産したことに端を発し、世界中に広がりました。
原因として、それまでアメリカで広がっていた住宅バブルが崩壊。
低所得者向けの住宅ローン、通称「サブプライムローン」時の支払いが遅滞。
その結果、およそ6000億円もの負債を抱えたリーマンブラザーズが経営破綻しました。
リーマンブラザーズはアメリカでも大手の銀行であったため、この事件によって他の大手金融機関も打撃を受けます。
投資家は資産を守るために資金の引き上げを行い、株式市場は大暴落。
景気の先行きに絶望した投資家は手持ちの豪ドルを一気に日本円に交換し、豪ドルの価値が急落。
1豪ドル=100円だったものが、1豪ドル=50円代後半まで落ち込みました。
世界的な景気回復・日銀「異次元緩和」(2009〜2014年)
前述のリーマンショックは、アメリカだけでなく全世界に大きな打撃を与えました。
各国が様々な経済回復策を打ち出し、オーストラリアの準備銀行(RBA)も政策金利の引き下げを実行。
7.25%だった政策金利は、3%にまで下がりました。
もともと低金利政策を行っていた日本円との金利の差は、さほど縮まりません。
金利を下げても豪ドル円は大きく低下せず、2009年後半には1豪ドル=80円前後にまで回復しました。
また、日本銀行では2013年から「異次元緩和」を実施。
量的・質的な金融緩和を行うことによって、低金利政策を維持していました。
こうした政策によってオーストラリアと日本の金利差はさほど埋まらず、2015年までに円安豪ドル高になりました。
中国景気減退・新型コロナウイルス流行(2015〜2020年)
リーマンショック後の経済回復政策が行われ、円安豪ドル高の状態が続いていました。
しかし、2015年以降、豪ドル円の価値は下降の一途をたどります。
背景にあるのは、中国の景気の悪化。
既に紹介したように、オーストラリアの主な貿易相手は中国です。
中国の景気が低下することで、オーストラリアの鉄鉱石などの需要が低下し、価格が下がります。
結果的に豪ドルの価値も下がり、市場のレートも下落しました。
追い打ちをかけるように、中国・武漢に端を発する新型コロナウイルスが大流行。
中国の景気が一気に落ち込み、豪ドル安も急速に進行、一時は1豪ドル=60円にまで落ち込みます。
ただ、この暴落は比較的すぐにおさまり、2020年後半には1豪ドル〜70円にまで回復しました。
豪ドル円取引のメリット
豪ドル円の取引を行う上では、様々なメリットがあります。
今後取引を考えているという人は、ぜひチェックしてみてください。
豪ドル円取引のメリット①少ない資金での取引が可能
豪ドル円で取引をするメリットとしては、少ない資金で取引ができるという点。
豪ドル円よりも人気の取引として米ドル円やポンド円などがあります。
豪ドル円の取引では、これらの取引よりも少ない資金で、同じ数のポジション取引ができるのが魅力です。
口座にある資金が同額の場合、最小の取引額である必要証拠金が少ない方が、ロスカットのラインまで余裕を持ってトレードを行うことができます。
少額で取引を行うことでリスクも抑えることができるので、初心者の取引においても適しています。
豪ドル円取引のメリット②取引にかかるコストが少ない
FXの取引を行う場合、できる限り初期投資を抑えて取引をしたいものです。
買値と売値の差をスプレッドと言いますが、この幅が狭いと有利に取引ができます。
豪ドル円の取引は、豪ドル米ドルと同様に取引をする上でスプレッドが低い傾向にあり、リスクを抑えての取引が可能です。
豪ドル円取引のメリット③リピート系の注文に最適
一定の範囲内で上下動を繰り返す相場をレンジと呼びますが、豪ドル円や豪ドルNZドルは、レンジの幅が広いのが特徴です。
そしてレンジの幅が広いということは、リピート系の注文に適しています。
リピート系の注文というのは、あらかじめ決められた範囲内で取引を繰り返し、コツコツと利益を積み重ねていく方法のこと。
レンジの幅が広いということはその範囲内での広がりが大きいので、利益を得られやすいのです。
放置しておくだけで年利10〜30%を達成することもできます。
相場の上下を予想するだけの簡単な取引もできるので、初心者にもおすすめのペアです。
豪ドル取引のデメリット
豪ドル円取引にはメリットもありますが、デメリットに関しても理解しておかなければなりません。
以下にまとめているので、こちらもメリット同様にチェックしてみてください。
豪ドル円取引のデメリット①スワップポイントが低い
豪ドル円の取引では、スワップポイントが低めになっているのも特徴の一つです。
スワップポイントというのは、取引を行う2国間の金利の差によって生まれる利益のこと。
豪ドルはもともと高金利の通貨であり、低金利政策を続けている日本の通貨との金利に差があります。
そのためスワップポイントも大きくなりやすく、利益を得られやすいのが特徴でした。
ただ、近年では、その特徴も変わりつつあります。
近年はオーストラリアでも低金利政策が進んでおり、日本円との金利の差が少なくなってきているためです。
2022年以降は利上げの政策も進んでいますが、かつてほどの水準には戻っていません。
そのため、スワップポイントを狙って取引をするのであれば、豪ドル円のペアは避けた方が良いでしょう。
豪ドル円取引のデメリット②スプレッドが広い通貨ペアがある
スプレッドは外貨を交換する際に発生する金利(手数料)のこと。
豪ドル円の取引をする場合には、このスプレッド幅に注意しなければなりません。
中にはスプレッドの範囲が広いとかかるコストが増えるので、初期投資が高くなり、リスクも大きくなります。
豪ドル円の場合はスプレッド幅はそれほど広くは無いので、特に気にせず取引を行うことができるでしょう。
ただ、他のペアの場合は、組み合わせによってはスプレッドが広くなり、利益が少なくなってしまうこともあるので、気をつけましょう。
スプレッドに関しては、以下をチェックしてみてください。
アメリカ:5.3%
イギリス:4.5%
ドイツ:3.6%
フランス:7.9%
イタリア:9.5%
日本:2.8%
カナダ:7.4%
引用元:【最新】豪ドルの見通しは今後どうなる?やばい?値動きの特徴やトレードにおすすめのFX会社
豪ドル円取引のデメリット③相場が急変動するリスクがある
豪ドルは世界的に人気の通貨ではありますが、取引における利用者はまだまだ少ないのが現状です。
取引参加者が少ないということは、売りたくても買い手が見つからないことが多く、その逆も然り。
そうなると相場は安定しにくくなり、リスクも大きいです。
相場が安定しないということは、急に変動することも多いということ。
しっかりと相場を予測できないと、損失が大きくなってしまうので、気をつけなければなりません。
注目の通貨ではありますが、取引においてはリスクも大きいので、しっかりと考えてから行いましょう。
豪ドル円の今後の見通し
豪ドル円でより良い取引を行うためにも、今後の見通しを知っておくことが大切です。
ということでここからは、豪ドル円が今後どのように動くのか、チェックすべきポイントを紹介していきます。
中国経済や豪中関係に注目
豪ドル円の見通しを立てる上では、オーストラリアだけではなく、中国の動向もチェックする必要があります。
オーストラリアの主な貿易国が中国である以上、中国の経済状況がオーストラリアの経済にダイレクトに関わってくるからです。
また、オーストラリアと中国の関係についても注目しておきましょう。
オーストラリアと中国間での貿易が減少すれば、オーストラリアの経済に影響がでます。
世界情勢をチェックして、二国の状態を常に把握しておくことが大切です。
コモディティの価格遷移をチェック
オーストラリアでは鉱物関連の輸出が多いため、コモディティの価格相場についても常にチェックしておくことが大切です。
鉱物関連の価格が変動すれば、それに応じて豪ドルの価値も変わってきます。
コモディティの価値が下がれば売れにくくなりますし、反対に価値が上がれば商品は売れやすくなるもの。
この現象が取引の市場に与える影響についても、予測することが大切です。
石炭・天然ガスへのニーズが肝
近年、ロシアウクライナ情勢の影響もあり、ロシア産のエネルギー資源を輸入できない状況が続いています。
その結果、エネルギー資源の価格が高騰し、身近な部分でも影響が出始めているのです。
一方でオーストラリアは、2020年に天然液体ガスの輸出シェアがトップに。
ロシアに頼れなくなった現在、新たなエネルギー資源の輸入先として注目されています。
こうした情勢も、豪ドル円の市場に関わってくるので、チェックしておきましょう。
RBAの動向
オーストラリアの金融政策を打ち出しているのは、中央銀行であるRBAです。
豪ドル円の見通しを立てるのであれば、RBAの動向に関しても注目しましょう。
RBAでは2020年にコロナショック打開のために、金利を0.10%に引き下げています。
ただその後は徐々に利上げを行い、現在ではコロナショック前の水準まで戻りました。
PBAの打ち出す政策によって豪ドル円の取引にも影響が出るので、オーストラリアの経済政策に関しても随時把握しておきましょう。
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豪ドル円の見通しまとめ
今回は、豪ドル円の取引について、その特徴や今後の見通しについて解説してきました。
豪ドルは世界、主に中国の経済状況に夜影響を受けやすく、すぐに市場の価値に反映されます。
豪ドル円の取引では、日本の金利政策やオーストラリア自体の金利政策によって相場が左右されることも多いです。
取引量が多いこともあり、世界中の経済的な事件についての影響を受けやすいのも、豪ドル円取引の特徴といえます。
豪ドル円は市場参加者が少ないために、相場が安定しにくく急な変動が多いというリスクもあります。
取引を行う際には随時相場をチェックしながら、慎重に行いましょう。