読者
読者
万が一がんになったときのために備えるがん保険ですが、なにを基準にして比較するべきか分からない方も多いのではないでしょうか。
どのような時に保障してもらえるのかをしっかりと把握することで、後悔することなくがん保険を選ぶことができるでしょう。
そこで本記事では、がん保険の料金や特徴を合わせてランキング形式で徹底比較していきます。
本当にがん保険は必要なのか、いらない理由などについても紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
- がん保険はがんに患った場合のみ保障を受けることができる
- 保障内容は各保険会社によって大きく異なる
- ステージ0の上皮内新生物も保障対象か比較するうえで大切
がん保険とは?
がん保険とは、がんのみを対象として保障を行う保険のことを言います。
保障内容は各保険会社によって様々ですが、がんと診断された時点で100万円などといったまとまった保険料が支払われるケースが大半です。
医療保険では、病気の種類に関係なく、入院や手術に対して保障が行われますが、がん保険はがんのみを保障としています。
そのため、医療保険だけで十分だと考える方も多いですが、がんに特化している保険なのでより手厚い保障を受けることが可能です。
がん保険は何で比較すべき?
編集部
上皮内新生物の保障の有無
がん保険を選ぶときに最も大切なポイントは、上皮内新生物も保障対象内であるかです。
がんには悪性新生物と上皮内新生物で分けられます。
臓器の粘膜や皮膚の浅い部分にがん細胞が留まっている状態。
適切な治療を受ければ転移や再発の可能性は低く、「ステージ0」に値する。
一方で悪性新生物は、基底膜を破って間質まで浸潤しているため、転移や再発の可能性があります。
どちらであっても治療は必要不可欠ですが、悪性新生物と上皮内新生物では給付内容が異なることも少なくありません。
上皮内進生物の場合は保障対象外、もしくは支払われても減額となるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
自由診療や先進医療
がん保険を比較する際、自由診療や先進医療への保障がどのようになっているのか把握しておくことが大切です。
自由診療や先進医療は、公的医療の対象外であるため、全額自己負担となります。
がん治療はとくに、以下のような場合で自由診療や先進医療となるケースも少なくありません。
概要 | 主ながんへの治療法 | |
---|---|---|
先進医療 | ・特定の大学病院で開発・研究され実施されている先端医療のうち、厚生労働省の承認を受けているもの ・診察や入院は公的医療の対象内 |
重粒子線治療や陽子線治療 |
自由診療 | ・厚生労働省が承認していない治療や薬を使用 ・検査や入院もすべて自己負担 |
・海外で効果のでている抗がん剤治療 ・認可外の部位など ・ウィルス療法 |
公的医療の対象内でのみ治療となると、選択肢が狭まることになります。
しかし、先進医療や自由診療も可能となれば、治療の選択肢が広がることになるでしょう。
高額となる治療法なので、がん保険で保障されることで、安心して治療に挑むことができます。
診断のみで保障を受けることができるか
がん保険のなかには、入院や手術をしなければ保障を受けることができないケースもあります。
しかし、がんと診断された時点でまとまったお金があれば、お金のことを気にせず治療法を選択できるでしょう。
給付金の支払条件は、各保険会社によって異なるので契約前に必ず確認すると安心です。
また、がん治療方法は進歩が著しく、今後新たな治療法がでてくる可能性も十分にあります。
そのため、支払条件に縛られず、診断された時点で給付金を受け取ることができるかは、がん保険を比較する際で大切なポイントです。
保険料が支払われる回数
がん保険を比較する際、保険料が支払われる回数は最も重要です。
がんは、転移・再発する可能性のある病気なので、何度も発症するリスクがあります。
治療が長期に及ぶと、経済的負担も大きくなり、治療に専念できないことも少なくありません。
保険料が回数に限らず受け取ることができれば、お金の心配も軽減されるでしょう。
また、保険料の回数に制限を設けていない場合であっても、2回目の支払い条件を設けていることもあります。
そのため、契約する前に保険料が支払われる回数と条件はがん保険を比較するうえで大切なことです。
保障される期間
がんの治療は、一般的な病気やケガに比べて長期的になる可能性が十分にあります。
そのため、保障される期間もがん保険を比較する際に大切なポイントです。
通院となるケースも多いので、通院への保障が手厚いがん保険を選ぶと良いでしょう。
以前までは、がん治療は手術をするのが一般的でしたが、今では放射線治療など通院が主に行われるケースも少なくありません。
そのため、保障される期間も視野にいれてがん保険を選ぶようにしましょう。
【比較表】がん保険おすすめ人気ランキング
保険名 | 会社名 | 基本保障 | 料金 | キャンペーン | おすすめな人 |
---|---|---|---|---|---|
アクサダイレクトのがん終身 | アクサダイレクト生命 | 診断給付金(最低50万円)/入院 | 一時金50万円の場合 30歳男性:855円 30歳女性:720円 |
ー | ・上皮内進生物も満額保障してほしい方 ・がんにならない場合給付金を受け取りたい方(特約) |
がん保険ダブルエール | ライフネット生命 | 診断給付金 | 一時金100万円の場合 30歳男性:1,209円 30歳女性:1,437円 |
ー | ・がん診断一時金に備えたい方 ・治療サポート給付金を無制限で受け取りたい方 |
がん保険ビリーブ | オリックス生命 | がん診断一時金/治療/入院/手術 先進医療/退院 |
日額10,000円 診断100万円の場合 30歳男性:3,035円 30歳女性:2,415円 |
【米沢牛焼肉プレゼントキャンペーン】 通信販売用保険商品の資料を請求した方から抽選 |
・治療開始時に手厚い保障を受けたい方 ・豊富な保障を受けたい方 |
FWDがんベスト・ゴールド | FWD生命 | がん診断一時金 | 一時金100万円の場合 30歳男性:2,752円 30歳女性:2,613円 |
ー | ・豊富なオプションを付加したい方 ・がん診断給付金を何度も受け取りたい方 |
メディフィットがん保険 | メディケア生命 | 抗がん剤治療/自由診療抗がん剤/放射線治療 | 基本給付額を10万円 一時金50万円の特約を付加した場合 30歳男性:1,525円 30歳女性:1,845円 |
ー | ・自由診療や在宅診療も保障してほしい方 ・豊富なオプションから保障内容をカスタマイズしたい方 |
終身ガン治療保険プレミアムZ | チューリッヒ生命 | 抗がん剤治療 | 抗がん剤治療月額10万円 自由診療の抗がん剤治療月額20万円の場合 30歳男性:620円 30歳女性:770円 |
ー | ・治療を中心とした保障を受けたい方 ・保障内容を自由にカスタマイズしたい方 |
ネオdeがんちりょう | ネオファースト生命 | 治療給付 | 治療給付金10万円の場合 30歳男性:1,119円 30歳女性:1,613円 |
ー | ・非喫煙者の方 ・長期化する治療に備えたい方 |
SBI損保のがん保険 | SBI損保 | 入院/通院/診断 | 診断給付金100万円の場合 30歳男性:1,071円 30歳女性:1,565円 |
【資料請求キャンペーン】 資料請求した方の中から抽選で松阪牛カタログギフトが当たる 【新規契約キャンペーン】 契約手続きした方からえらべるギフトカード1,000円相当が当たる |
・実際にかかった費用の保障を受けたい方 ・治療に専念するためのサポートを受けたい方 |
健康をサポートするがん保険 勇気のお守り |
SOMPOひまわり生命 | がん治療給付金/自由診療抗がん剤/ホルモン剤治療給付金 | がん治療給付金10万円 自由診療抗がん剤・ホルモン剤20万円 診断給付金50万円の場合 30歳男性:1,071円 30歳女性:1,565円 |
ー | ・基本保障で手厚く備えたい方 ・非喫煙者の方 |
なないろがん治療保険極 | なないろ生命 | 抗がん剤ホルモン剤/放射線/自由診療抗がん剤 | 給付金10万円 診断給付金50万円の場合 30歳男性:1,378円 30歳女性:1,476円 |
ー | ・診断報酬点数連動型で保障を受けたい方 ・特約で保障を手厚く受けたい方 |
がん保険おすすめ比較ランキング
編集部
アクサダイレクトのがん終身
参照:アクサダイレクト生命公式サイト
編集部
アクサダイレクトのがん終身のおすすめポイント
- すべての部位を基本保障でカバー
- 診断されたその日から段階に限らず満額保障
- 特約を付加すれば3年間がんにならない場合給付金を受け取れる
アクサダイレクトのがん終身は、名前の通り終身保険となるので、一生涯保険料が上がることはありません。
上皮内新生物を含み、がんの段階に限らず満額で保障を受けることができます。
がんと診断された時点で、最大200万円の給付金を受けることができるため、通院や医療費、公的医療の対象外となる治療に使うことが可能です。
特約を付加することで、3大治療をすべてカバーすることも可能で、オプションが充実しているのも魅力でしょう。
手続きが全てネットで完結するため、保険料が安いのも特徴で、不明な点があってもオペレーターにチャットで気軽に相談することもできます。
アクサダイレクトのがん終身の料金
アクサダイレクトのがん終身で最も安いプランと、特約を付加させて充実させたプラン内容は以下の通りです。
保険期間 保険料払込期間 終身 がん入院給付金日額 |
特約 | |
---|---|---|
最安値プラン | 入院1日5,000円 (初めてがんと診断された時点で一時金50万円※保険期間を通じて1回のみ) |
ー |
安心プラン | 入院1日10,000円 (初めてがんと診断された時点で一時金100万円※保険期間を通じて1回のみ) |
抗がん剤治療特約:ひとつきに10万円 がん手術給付特約:1回につき10万円 がん先進医療特約:先進医療の技術料実費 通算500万円まで がん退院療養特約:退院1回につき10万円 |
最安値プランでは、がんと診断された場合と入院のみ保障してくれます。
さらに、特約を付加することで、治療や退院においての保障を受けることが可能です。
ふたつのプランの各年代の保険料は以下の通りです。
20代男性 | 20代女性 | 30代男性 | 30代女性 | 40代男性 | 40代女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
最安値プラン | 595円 | 530円 | 855円 | 720円 | 1,275円 | 955円 |
安心プラン | 1,710円 | 1,560円 | 2,360円 | 2,160円 | 3,440円 | 3,240円 |
アクサダイレクトのがん終身の基本情報
アクサダイレクトのがん終身の契約可能年齢や限度額など詳細は以下の通りです。
会社名 | アクサダイレクト生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 20歳〜69歳 |
診断のみの保障 | 有り |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 50万円〜200万円 |
がんと診断された後の保険料 | 必要 |
保険料が支払われる回数 | がん診断給付金:1回のみ 抗がん剤治療給付金:1ヶ月に1回(10年更新) がん手術給付金:手術ごとに何回でも がん先進医療給付金:先進医療の技術料実費 通算500万円まで (10年更新) がん退院療養:何回でも1回につき |
基本保障 | 診断給付金/入院 |
特約 | 抗がん剤治療特約/がん手術給付特約/がん先進医療特約 がん退院療養特約/がん無事故給付特約 女性がん入院特約 |
編集部
がん保険ダブルエール
参照:ライフネット生命
編集部
がん保険ダブルエールのおすすめポイント
- 保障を組み合わせた3つのタイプから選べる
- がん診断一時金の最高額は300万円
- 治療サポート給付金は回数無制限
ライフネット生命のがん保険ダブルエールは、保険料がお手頃でありながら保障が手厚いのが魅力です。
プレミアムプランであれば、1年毎に最大5回までがん収入サポート給付金(がん診断一時金の50%)を受け取ることができます。
さらに、がん保険ダブルエールでは、がんと診断された後の保険料は免除になるため、保険料の負担が軽減されるのも大きな特徴です。
編集部
治療サポート給付金もベーシックプランとプレミアムプランであれば、治療が続く限り回数は無制限となるのも魅力でしょう。
また、上皮内新生物も保障対象ですが、がん診断一時金×50%となるので注意が必要です。
がん保険ダブルエールの料金
がん保険ダブルエールでは、3つのプランが用意されています。
プラン名 | 保障内容 |
---|---|
シンプル | がん診断一時金(100万円〜300万円)/上皮内新生物診断一時金 |
ベーシック | 【シンプルプランに加えて】 治療サポート給付金(月に1回10万円・回数無制限) がん先進医療給付金(技術料と同額2,000万円まで)※付加の選択可 |
プレミアム | 【ベーシックプランに加えて】 がん収入サポート給付金(ガン診断一時金×50%・1年に1回最大5回まで) |
各プランの年代別の料金は以下の通りです。
【がん診断一時金100万円の場合】 | 20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 |
---|---|---|---|---|---|---|
最安値プラン (シンプルプラン) |
895円 | 1,104円 | 1,209円 | 1,437円 | 1,735円 | 1,798円 |
ベーシック | 1,759円 | 2,138円 | 2,341円 | 2,793円 | 3,307円 | 3,523円 |
プレミアム | 2,644円 | 3,428円 | 3,646円 | 4,663円 | 5,297円 | 6,073円 |
ガン診断一時金が100万円でありながら、全ての年代が1,000円代で保険に加入することができます。
がん保険ダブルエールの基本情報
ライフネット生命が提供するがん保険ダブルエールの基本情報は以下の通りです。
会社名 | ライフネット生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 18歳〜70歳 |
診断のみの保障 | 有り |
上皮内進生物の保障 | 有り※がん診断一時金の50% |
がん診断一時金 | 100万円〜300万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要 |
保険料が支払われる回数 | がん診断給付金:1回のみ 治療サポート給付金:月に1回(無制限) がん収入サポート給付金:1年に1回最大5回まで がん先進医療給付金:技術料と同額 最大2,000万円まで |
基本保障 | 診断給付金 |
特約 | 治療サポート給付金/がん収入サポート給付金 がん先進医療給付金 |
編集部
がん保険ビリーブ
参照:オリックス生命公式サイト
編集部
がん保険ビリーブのおすすめポイント
- 一時金と治療給付金で治療開始時から手厚く保障
- 退院時の一時金は何度でも受け取れる
- 特約の付加で通院も手厚く保障
オリックス生命が提供するがん保険ビリーブは、はじめてがんと診断された「がん診断一時金」と治療を目的に入院した場合の「治療給付金」の2つを受け取ることができます。
そのため、治療開始からまとまったお金を受け取れるので、治療開始時における費用への負担を軽減することができるでしょう。
最初だけではなく、退院時の保障や治療への保障、さらには退院後の通院にも手厚い保障が用意されているので安心です。
回数に関しても制限を設けていないため、長引きがちながん治療でも安心して備えることができます。
基本の給付金額を多くの保障を受けることができるのは、がん保険ビリーブの大きな魅力です。
がん保険ビリーブの料金
がん保険ビリーブは、日額10,000円と5,000円の2つとなっています。
基本給付金10,000円コース | 基本給付金5,000円コース(50歳〜75歳のみ) | |
---|---|---|
がん初回診断一時金 | 100万円 | 50万円 |
がん治療給付金 (がんの治療を目的に入院を開始した場合) |
1回につき50万円 | 1回につき25万円 |
がん入院給付金 (がんの治療を目的に入院した場合) |
1日10,000円 | 1日5,000円 |
がん手術給付金 (がん治療を目的に約款所定の手術を受けた場合) |
1回につき20万円 | 1回につき10万円 |
がん先進医療給付金 (通算2,000万円限度) |
技術料と同額 | 技術料と同額 |
がん先進医療給付金が受け取れる療養を開始した場合 (1回50万円限度) |
がん先進医療額の10%相当額 | がん先進医療額の10%相当額 |
がん退院一時金 (10日以上の入院で退院した場合) |
1回につき10万円 | 1回につき5万円 |
がん通院給付金 ※なしにできる |
1日10,000円 | 1日5,000円 |
編集部
日額10,000円 | 20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 |
---|---|---|---|---|---|---|
基本プラン | 2,285円 | 1,895円 | 3,035円 | 2,415円 | 4,205円 | 3,095円 |
基本プラン + がん通院給付金 |
2,645円 | 2,265円 | 3,515円 | 2,915円 | 4,895円 | 3,745円 |
ほかの保険に比べて保険料は高いですが、その分基本保障のみで保障が手厚いので、内容をみると割安だとも考えられますね。
がん保険ビリーブの基本情報
がん保険ビリーブの基本情報は以下の通りです。
会社名 | オリックス生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 0歳〜75歳 |
診断のみの保障 | 有り |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 50万円(50歳〜75歳のみ)/100万円 |
がんと診断された後の保険料 | 必要(※詳しくは要問い合わせ) |
保険料が支払われる回数 | がん診断給付金:1回のみ 治療給付金:2年に1回(無制限) がん入院給付金:制限なし がん手術給付金:制限なし がん退院一時金:制限なし |
基本保障 | がん診断一時金/治療/入院/手術 先進医療/退院 |
特約 | がん通院給付金 |
編集部
FWDがんベスト・ゴールド
参照:FDW生命公式サイト
編集部
FWDがんベスト・ゴールドのおすすめポイント
- がん診断給付金は5万円〜300万円で選べる
- がん診断給付金は何度でも受け取れる
- 上皮内新生物もほかのがんと同じ保障内容
FWD生命のがんベスト・ゴールドは、上皮内進生物もほかのがんと同様に保障対象となります。
がんと診断された時点で最高300万円の保障を受けることができるのも、大きな魅力でしょう。
さらに、最も大きなおすすめポイントは、がん診断給付金が1年に1回を限度に、何度でも受け取ることが可能です。
多くの保険会社では、受取が一度のみですが、FWDがんベスト・ゴールドでは、支払事由に該当する限り再発や移転など治療が続く限り給付金を受け取れます。
編集部
保障内容を手厚くするための特約も充実しており、女性特有のがんなども特約によって保障できるため、幅広い方に人気のがん保険となります。
FWDがんベスト・ゴールドの料金
FWDがんベスト・ゴールドでは、がん診断給付金を主契約として、オプションで様々な特約を付加させることができます。
主契約のみの場合の場合は、以下の通りです。
がん診断給付金 | 20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 |
---|---|---|---|---|---|---|
5万円 | 710円 | 701円 | 793円 | 741円 | 901円 | 823円 |
30万円 | 1,011円 | 1,034円 | 1,308円 | 1,234円 | 1,774円 | 1,522円 |
50万円 | 1,252円 | 1,301円 | 1,721円 | 1,628円 | 2,472円 | 2,081円 |
100万円 | 1,855円 | 1,967円 | 2,752円 | 2,613円 | 4,218円 | 3,479円 |
200万円 | 3,060円 | 3,299円 | 4,814円 | 4,583円 | 7,709円 | 6,274円 |
300万円 | 4,265円 | 4,631円 | 6,876円 | 6,553円 | 11,200円 | 9,069円 |
FWDがんベスト・ゴールドの基本情報
編集部
会社名 | FWD生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 20歳〜80歳 |
診断のみの保障 | 有り |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 5万円〜300万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要 |
保険料が支払われる回数 | がん診断給付金:1年に1回を限度に無制限 抗がん剤治療給付金:月に1回を限度に無制限 がん放射線治療給付金:月に1回を限度に無制限 がん先進医療給付金:2,000万円を限度 自由診療抗がん剤治療給付金:3,000万円を限度 |
基本保障 | がん診断一時金 |
特約 | 抗がん剤治療給付金/がん放射線治療給付金 がん放射線治療給付金/がん先進医療給付金 女性がん手術給付金/乳房再建術給付金 自由診療抗がん剤治療給付金 |
編集部
メディフィットがん保険
参照:メディケア生命公式サイト
編集部
メディフィットがん保険のおすすめポイント
- 上皮内新生物も同額保障
- 保障をカスタマイズすることが可能
- 豊富なオプション
メディケア生命が提供するメディフィットがん保険は、特約が豊富にあるので、より充実した保障内容にすることができます。
主契約のがん治療にプラスして、診断給付金や通院、さらには緩和ケアまで特約が用意されているのは、大きな魅力です。
また、所定の給付金の支払回数は無制限なので、治療が長期化したときのために備えることもできます。
足りない保障に関しては、他の保険と組み合わせることも可能です。
メディフィットがん保険の料金
メディフィットがん保険の主契約は、がん治療となりますが、Ⅰ型とⅡ型に分けられています。
Ⅰ型 | Ⅱ型 | |
---|---|---|
抗がん剤治療給付金 (月に1回を無制限) |
○ | ○ |
自由診療抗がん剤治療給付金 ※基本給額の2倍 (月に1回を24回限度) |
○ | ○ |
がん放射線治療給付金 (60日に1回を無制限) |
○ | ○ |
がん手術給付金 (無制限) |
ー | ○ |
がん骨髄移植給付金 (無制限) |
ー | ○ |
基本給付額は2万円〜15万円まで1万円単位で選択可能です。
基本給付額を10万円、特約のがん診断給付金も1年に1回を限度に50万円を受け取れる場合の各年代保険料を見てみましょう。
がん治療10万円 | 20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 |
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ型 | 1,105円 | 1,330円 | 1,525円 | 1,845円 | 2,290円 | 2,465円 |
Ⅱ型 | 1,255円 | 1,490円 | 1,715円 | 2,055円 | 2,560円 | 2,725円 |
合計額が1,000円以上にならなければならないため、Ⅰ型を選択した場合は特約を付加しなければなりません。
そのため、今回のシミュレーションではがん診断給付金を付加しましたが、ほかの特約を付加しても良いですね。
メディフィットがん保険の基本情報
編集部
会社名 | メディケア生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 18歳〜85歳 |
診断のみの保障 | 有り※特約により |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 10万円〜100万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要※特約により |
保険料が支払われる回数 | がん診断一時金:1年に1回で無制限 抗がん剤治療給付金:月に1回で無制限 自由診療抗がん剤治療給付金:月に1回、通算24回が限度 がん放射線治療給付金:60日に1回で無制限 がん手術給付金:無制限 がん骨髄移植給付金:無制限 |
基本保障 | Ⅰ型:抗がん剤治療/自由診療抗がん剤/放射線治療 Ⅱ型:Ⅰ型にプラスして手術/骨髄移植 |
特約 | 先進医療・患者申出療養特約/がん診断特約 がん保険料払込免除特約/がん通院治療特約 がん入院特約/がん緩和ケア特約/女性がん手術特約 |
編集部
終身ガン治療保険プレミアムZ
参照:チューリッヒ生命公式サイト
編集部
終身ガン治療保険プレミアムZのおすすめポイント
- 豊富な保障内容
- ニーズに合わせて自由に保障内容をカスタマイズできる
- 治療法を中心とした保障
チューリッヒ生命が提供する終身ガン治療保険プレミアムZは、名前の通り、入院や手術ではなく治療法によって保障してくれます。
特約を付加することで、入院・手術・通院にも保障することができますが、近年のがんへの治療法に沿って、保障内容が充実しているのが特徴です。
がんへの治療法にも様々なものがありますが、入院や手術などよりも、在宅療養や通院が多くなりました。
そのため、在宅療養を含めた治療法を保障することが可能で、保障内容を自由にカスタマイズすることができます。
さらに、特約のなかには、ガンになった後の所定のストレス性疫病の発生で給付金を受け取ることも可能です。
終身ガン治療保険プレミアムZの料金
終身ガン治療保険プレミアムZの基本保障は、抗がん剤治療を受けた場合と所定の自由診療の抗がん剤治療を受けた場合となります。
抗がん剤治療を受けたとき月額10万円、所定の自由診療の抗がん剤治療を受けた場合の月額20万円の各年代の保険料は以下の通りです。
20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
最低保険料 | 460円 | 590円 | 620円 | 770円 | 860円 | 990円 |
オプションとして、ガンと診断された時点で50万円の給付額が受け取れる各年代の保険料は以下の通りです。
20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
診断給付金50万円の保険料 | 1,210円 | 1,300円 | 1,505円 | 1,575円 | 2,015円 | 1,945円 |
基本保障が非常にシンプルなので、特約によって保障内容を充実させることをおすすめします。
終身ガン治療保険プレミアムZの基本情報
編集部
会社名 | チューリッヒ生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 18歳〜80歳 |
診断のみの保障 | 有り※特約により |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 50万円〜100万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要※特約により |
保険料が支払われる回数 | 通院保障:無制限 |
基本保障 | 抗がん剤治療 |
特約 | 悪性新生物と診断された場合の以後の保険料免除 所定のホルモン剤治療・緩和療養等での給付金 手術・放射線治療時の給付金 先進医療の療養時の給付金 通院時の給付金/入院時の給付金/ガン診断時の給付金 ガンになった後、所定のストレス性疾病の発症の給付金 |
編集部
ネオdeがんちりょう
参照:ネオファースト生命公式サイト
編集部
ネオdeがんちりょうのおすすめポイント
- 豊富なオプションで幅広く備えることができる
- 非喫煙者は保険料が安くなる
- すべての保障が上皮内新生物も対象
ネオファースト生命が提供するネオdeがんちりょうは、非喫煙者におすすめのがん保険となります。
保障内容に関しても必要な分だけで、自分でカスタマイズすることができるので無断な保障はありません。
治療を受けた月ごとの保障で、回数に制限もないので、長期化する治療にも安心して備えることができます。
がん診断給付金に関しても、1年以上経過すれば回数無制限で受け取ることが可能です。
そのため、がん診断給付金が50万円の場合は、診断が確定したときに50万円、がんの治療を目的に入院や通院をした場合に再度50万円を回数無制限で受け取れます。(1年に1回)
ネオdeがんちりょうの料金
ネオdeがんちりょうでは、以下の3つのプランが用意されています。
治療給付 + 診断給付プラン |
治療を受けた月ごとの保障【手術・放射線治療・抗がん剤治療】 一時金の保障 |
---|---|
治療給付プラン | 治療を受けた月ごとの保障【手術・放射線治療・抗がん剤治療】 |
診断給付プラン | 一時金の保障 |
各プランの非喫煙者、の場合の年代別料金は以下の通りです。
20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
治療給付 + 診断給付プラン (50万円) |
1,072円 | 1,402円 | 1,604円 | 2,030円 | 2,426円 | 2,792円 |
治療給付プラン | 746円 | 1,113円 | 1,119円 | 1,613円 | 1,682円 | 2,209円 |
診断給付プラン (100万円) |
1,220円 | 1,425円 | 1,833円 | 2,017円 | 2,770円 | 2,686円 |
プランによって料金に変動があるので、なにに一番備えたいのかを考えて選択すると良いでしょう
ネオdeがんちりょうの基本情報
編集部
会社名 | ネオファースト生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身型 |
契約可能年齢 | 0歳〜85歳 |
診断のみの保障 | 有り※プランによって |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 10万円〜200万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要※特約により |
保険料が支払われる回数 | がん治療給付金:月に1回を限度に無制限 がん診断給付金:1年に1回を限度に無制限 |
基本保障 | 治療給付/診断給付から選べる |
特約 | がん緩和ケア保障特則/がん治療自費診療上乗せ給付特則 がん通院特約/がん先進医療・患者申出療養特約 がん保険料払込免除特約 |
編集部
SBI損保のがん保険
参照:SBI損保公式サイト
編集部
SBI損保のがん保険のおすすめポイント
- 治療にかかった分を保障
- がん診断最高300万円を何度でも受け取れる
- 治療に専念するためのサポートが充実
SBI損保のがん保険は、先進医療や自由診療を含める実際に治療にかかった費用を受け取ることができます。
そのため、入院の日数ではなく、実際にかかった費用なので実質無料で治療を受けることが可能です。
通院治療費は最大1,000万円まで保障してくれ、診断一時金は条件を満たせば回数無制限で受け取れます。
さらに、治療に専念するためのサポートが充実しているのも特徴の一つで、高額な医療費は病院へ直接支払うことも可能です。
満足度の高いがん保険なので、しっかりと保障を受けたい方におすすめでしょう。
SBI損保のがん保険の料金
SBI損保は、入院と通院を基本保障として、がん診断保険金を100万円〜300万円かなしに選択することができます。
年代と診断給付金別の保険料は以下の通りです。
がん診断給付金 | 20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | 810円 | 859円 | 923円 | 1,089円 | 1,287円 | 1,931円 |
100万円 | 889円 | 1,012円 | 1,071円 | 1,565円 | 1,719円 | 2,880円 |
200万円 | 968円 | 1,165円 | 1,220円 | 2,041円 | 2,151円 | 3,829円 |
300万円 | 1,047円 | 1,319円 | 1,368円 | 2,517円 | 2,583円 | 4,778円 |
SBI損保のがん保険の基本情報
編集部
会社名 | SBI損保 |
---|---|
保険の種類 | 定期(5年) |
契約可能年齢 | 18歳〜74歳 |
診断のみの保障 | 有り |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 100万円〜300万円 |
がんと診断された後の保険料 | 必要 |
保険料が支払われる回数 | がん入院給付金:無制限 がん通院給付金:1,000万円 がん診断給付金:2年ごとに無制限 |
基本保障 | 入院/通院/診断(なしにできる) |
特約 | ー |
編集部
健康をサポートするがん保険 健康のお守り
参照:SOMPOひまわり生命公式サイト
編集部
健康をサポートするがん保険 健康のお守りのおすすめポイント
- 入院と通院を保障
- 有料サービスが充実している
- 過去1年喫煙していない方や禁煙に成功した方は保険料が割安
SOMPOひまわり生命が提供する、健康をサポートするがん保険「健康のお守り」は、主契約のみで手厚い保障を受けることができます。
がん診断給付金に関しては、1年に1回を限度に回数無制限で保障を受けることができるため、万が一の再発や転移の際でも安心です。
さらに、有料とはなりますが、早期発見や早期治療に繋げることができるがんリスク検査サービスも受けることができます。
保障内容がシンプルなので、分かりやすいのも魅力の一つでしょう。
健康をサポートするがん保険 健康のお守りの料金
がん治療給付金、自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金を主契約として、がん診断給付金とがん保険料免除特約を付加することができます。
また、プランも3つに分けられているので、なにを重点に保障したいかで選ぶことが可能です。
主契約 | 特約 | |||
---|---|---|---|---|
がん治療給付金 【1ヶ月につき】 (手術/放射線治療/入院/抗がん剤治療/ホルモン剤治療/緩和療養) |
自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 【1ヶ月につき】 |
自由診療乳房再建給付金 【一乳房につき】 |
がん診断給付金 【1回につき】 |
|
おすすめプラン | 10万円 | 20万円 | 10万円 | 100万円 |
診断一時金重点プラン | 5万円 | 10万円 | 5万円 | 100万円 |
月額給付金重点プラン | 10万円 | 20万円 | 10万円 | 50万円 |
非喫煙者のプランと年代別の保険料は以下の通りです。
20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
おすすめプラン | 1,620円 | 2,030円 | 2,260円 | 2,810円 | 3,290円 | 3,690円 |
診断一時金重点プラン | ー | 1,600円 | 1,850円 | 2,190円 | 2,695円 | 2,835円 |
月額給付金重点プラン | ー | ー | ー | 2,025円 | 2,240円 | 2,700円 |
保険料が算出されていないプランや年代は、実際に問い合わせることで把握することができます。
健康をサポートするがん保険 健康のお守りの基本情報
編集部
会社名 | SOMPOひまわり生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身 |
契約可能年齢 | 20歳〜80歳 |
診断のみの保障 | 有り |
上皮内進生物の保障 | ※要問い合わせ |
がん診断一時金 | 50万円/100万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要※特約により |
保険料が支払われる回数 | がん治療給付金:1ヶ月に1回通算120ヶ月が限度 (手術/放射線治療/入院は無制限) 自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:1ヶ月に1回通算12ヶ月限度 がん診断給付金:1年に1回を限度として無制限 |
基本保障 | がん治療給付金/自由診療抗がん剤/ホルモン剤治療給付金 |
特約 | がん診断給付金/がん保険料免除特約 |
編集部
なないろがん治療保険 極
参照:なないろ生命公式サイト
編集部
なないろがん治療保険 極のおすすめポイント
- がん治療サポート給付金は回数無制限
- 給付金が支払われる治療を受けると見舞金を受け取ることができる
- 特約で保障を手厚くできる
なないろ生命が提供する、なないろがん治療保険「極」は、がん治療にかかる自己負担費用を合理的に備えることができます。
1ヶ月にかかった治療費を毎月がん治療サポート給付金として受け取ることができるため、合理的に治療費を用意することが可能です。
さらに、毎月のがん治療サポート給付金は月額となり、回数制限も設けていません。
豊富な特約で保障を手厚くすることができるため、さまざまな治療に備えることができるでしょう。
なないろがん治療保険 極の料金
なないろがん治療保険「極」は、がん治療サポート給付金を主契約として、がん診断一時金などのオプションを付加させることができます。
がん治療サポート給付金は10万円/20万円/30万円のなかから選択することが可能です。
また、主契約は保障充実度の異なる以下の2つが用意されています。
Ⅰ型Ⅱ型抗がん剤ホルモン剤○○放射線○○自由診療抗がん剤○○手術ー○入院ー○緩和ケアー○
各プランと年代別の料金は以下の通りですが、1,000円未満で加入することはできないため、ここでは以下の条件で算出しています。
- がん治療サポート給付金は10万円
- がん診断一時金特約を50万円で付加
20歳男性 | 20歳女性 | 30歳男性 | 30歳女性 | 40歳男性 | 40歳女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ型 | 997円 ※特約の付加必須 |
1,130円 | 1,378円 | 1,476円 | 1,984円 | 1,942円 |
Ⅱ型 | 1,173円 | 1,305 | 1,607円 | 1,692円 | 2,299円 | 2,215円 |
なないろがん治療保険 極の基本情報
編集部
会社名 | なないろ生命 |
---|---|
保険の種類 | 終身 |
契約可能年齢 | 18歳〜80歳 |
診断のみの保障 | 有り※特約 |
上皮内進生物の保障 | 有り |
がん診断一時金 | 50万円/100万円 |
がんと診断された後の保険料 | 不要※特約により |
保険料が支払われる回数 | がん治療サポート給付金:通算4,000万円 (自由診療抗がん剤治療は24回が限度) がん治療見舞金:月に1回 がん診断:1年に1回を無制限 |
基本保障 | Ⅰ型:抗がん剤ホルモン剤/放射線/自由診療抗がん剤 Ⅱ型:Ⅰ型に加えて手術/入院/緩和ケア |
特約 | がん診断一時金/がん保険料払込免除/先進医療患者申出療養 差額ベッド |
編集部
がんでかかる費用のシュミレーション
編集部
公的医療の対象内とは
がんを治療するうえで、公的医療の対象となるのは有効性や安全性が確認されているもののみです。
そのため、年齢や所得によって様々ですが、ほとんどの方の自己負担額が3割となり、残りは公的医療保険から支払われます。
主にがん治療として行われるのは、以下の3つです。
- 抗がん剤治療
- 手術治療
- 放射線治療
上記の3つは公的医療の対象内となりますが、入院時の差額ベッド代や食事代、パジャマ代、交通費などは自分で負担しなければなりません。
また、高額療養費制度もあるため、1ヶ月の自己負担額が上限額を超えた場合、超えた分の費用は戻ってきます。
例えば、70歳以上で年収が370〜770万円の場合、自己負担額が3割となるため、100万円の医療費の自己負担額は30万円です。
高額療養費制度によって、212,570円が戻ってくるため、実質の自己負担額は87,430円となります。
69歳以下の場合の、計算方法は以下の通りです。
区分(およその年収) | ひとつきの上限額(世帯ごと) |
---|---|
1,160万円〜 | 252,600円+(医療費-842,000)×1% |
770〜1,160万円 | 167,400円+(医療費-558,000)×1% |
370〜770万円 | 80,100円+(医療費-267,000)×1% |
〜370万円 | 57,600円 |
住民税非課税者 | 35,400円 |
自由診療や先進医療は医療費が高額
がんの治療として、主に3つの治療法が行われますが、全てが公的医療の対象となるわけではありません。
先進医療や自由診療にかかる治療費は全額自己負担となるので、注意が必要です。
編集部
先進医療の場合、厚生労働省が発表したデータによるとがん治療に用いられる「陽子線治療」が平均約265万円、「重粒子線治療」は平均約316万円です。
このような金額を全額自己負担となり、高額療養費の対象にもなりません。
がんの治療でかかる自己負担額
がん治療でかかる自己負担額は、各年代や保険区分、年収などによっても異なります。
メットライフ生命が集めたデータによると、初めてガンに患った際の医療費は平均43万円、医療費以外にも平均22万円の出費があるようです。
また、がんが進行していればいるほど治療にかかる時間も多くなるので、治療費もかかります。
ステージ0であれば、平均37万円、ステージIVは平均108万円の費用が発生するため、約2.9倍の差です。
がんの部位などによっても異なりますが、入院の自己負担額は10〜50万円、外来の自己負担額は1〜3万円程度となります。
退院後の通院も1回あたり6,000円ほどかかるので、がんに患うことで長期的な出費がかさなるものです。
がん保険の必要性 | もったいない?いらない?
編集部
がんに患う確率
国立研究開発法人国立がん研究センターがだしているデータでは、以下のようなものがあります。
2019年に新たに診断されたがん | 999,075例 | |
---|---|---|
2021年にがんで亡くなった方 | 381,505人 | |
日本人が一生のうちにがんと診断される確率 | 男性 | 65.5% |
女性 | 51.2% | |
日本人ががんで死亡する確率 | 男性 | 26.2% |
女性 | 17.7% |
男女関係なく一生のうち2人に1人ががんになる時代と言われている今だからこそ、がん保険は必要なものでしょう。
治療費を確保することができる
がんに患っても、早い段階で治療を受けることで死亡率も下がるものです。
そのため、治療費を惜しまずに用意できることで、生存率も高まります。
万が一がんに患った際、すべてが公的医療の対象内になるとは限らないため、数百万円の単位で治療費が必要なケースも少なくありません。
がん保険に加入していることで、様々な治療に対しての保障を受けることができるため、必要性はあるでしょう。
治療費の心配がいらないことで、がんに患った際安心して治療に専念することができます。
選択肢の幅が広がる
日本には高額療養費制度や自己負担額が3割程度であるため、がん保険はいらないと考える方も多いでしょう。
しかし、がん治療のすべてが公的医療の対象となるわけでもなく、高額療養費制度を利用できるわけでもありません。
万が一、がんに患った際、全額自己負担額となる先進医療や自由診療のみの治療しかできない場合もあります。
そういった際に、先進医療や自由診療も保障内である保険であれば、費用の心配も軽減されるでしょう。
治療の選択肢を広げるためにも、がん保険に加入し、自由診療や先進医療への特約の付加などによって備える必要があります。
がん保険のおすすめ給付金比較
編集部
がん診断一時金
がん診断一時金は、がんと診断された時点でまとまったお金が入る給付金です。
保険会社によっては、基本保障となるケースと特約やオプションによって付加しなければなりません。
一時金は、100万円が平均的で、治療法に限らず受け取ることができます。
使い道も自由なので、様々な費用に役立てることができるでしょう。
がん治療給付金
がん治療給付金は、保険会社によって基本保障となるケースが多いです。
保障対象は、各保険会社によって異なりますが、がんの治療を目的に入院や手術をした場合に保障を受けることができます。
治療を開始すれば給付金を受け取ることができるので、治療費などに役立てることができますね。
例えば、ライフネット生命の「がん保険ダブルエール」では、手術・放射線治療・抗がん剤治療を受ければ入院や通院に関係なく給付金を受け取ることが可能です。
編集部
受け取れる給付金や回数、制限などは各保険会社によって異なるため、がん保険を比較するときに見てみると良いでしょう。
抗がん剤治療給付金
抗がん剤治療給付金は、その名の通り、抗がん剤治療時に給付金を受け取ることができます。
抗がん剤のなかには自由診療もあるため、対象内であるのか必ず確認することが大切です。
給付金を受け取れる回数も、各保険会社によって異なります。
抗がん剤治療は場合によって3年と長い期間かかることもあるので、回数はとても重要な点です。
また、入院をして抗がん剤治療をすることもあれば、通院となるケースもあるので、抗がん剤治療給付金や通院給付金がない場合保険料を受け取ることはできません。
入院や手術のみの保障であれば、保険料は支払われないため、抗がん剤治療給付金はあったほうが良いでしょう。
がん手術給付金
がん手術給付金は、がんを治療するための手術時に支払われる給付金です。
編集部
また、各保険会社によっては女性特有の病気に対する手術の保障も行っているため、女性は必ず確認するようにしましょう。
例えば「メディフィットがん保険」では、女性がん手術特約が用意されています。
がんによる乳房手術・子宮摘出術・卵巣摘出術などによって備えることができるので、女性の方は付加しておくのがおすすめです。
先進医療・自由診療給付金
各保険会社によっては、治療給付金のなかに先進医療や自由診療が含まれない場合もあります。
がん治療ではとくに保障をつけたい部分なので、必ず確認するようにしましょう。
保険会社によっては、特約で付加できる場合と基本保障に含まれる場合があります。
基本保障に含まれていない場合は、特約によって付加させることで、万が一のときでも備えることができますね。
がん保険におすすめの保険相談窓口
がん保険に関して、不安を感じている方におすすめの保険相談窓口を4つ紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
保険見直しラボ
出典:保険見直しラボ
保険見直しラボでは、37の保険をオーダーメイドできる保険相談窓口です。
そのため、がん保険に加えて死亡保障などじぶんの好みにカスタマイズすることができます。
万が一コンサルタントから過度な営業行為があった場合は、イエローカード制度によって、変更可能です。
取扱保険会社 | 37社 |
---|---|
主な取扱商品 | 医療保険、学資保険、終身保険、がん保険、個人年金保険など |
対象地域 | 全国 |
相談形式 | オンライン型、来店型、訪問型 |
キャンペーン | ・マカロン詰め合わせ ・ロース味噌漬 ・特Aランク北海道産ゆめぴりか ・宮城県仙台名物 |
▼37の保険会社からぴったりの保険が見つかる!◎▼
保険クリニック
出典:保険クリニック
保険クリニックは、簡単に保険の仕組みがわかる保険相談窓口です。
そのため、がん保険の保証の仕組みがわからない場合でも、保険クリニックの「まるわかりシート」によって簡単に把握することができます。
コンサルタントは、お金に関する知識があるので、保険以外の相談も可能です。
取扱保険会社 | 約50社※店舗によって異なる |
---|---|
主な取扱商品 | 医療保険、学資保険、終身保険、がん保険、個人年金保険など |
対象地域 | 全国 |
相談形式 | 店舗型 |
\生活応援キャンペーン実施中!/
保険ライフ
出典:保険ライフ
保険ライフは保険の知識が豊富なファイナンシャルプランナーが保険の見直しからお金のやりくりまで一緒に考えてくれる保険相談サービスです。
相談件数は10万件以上、お客様満足度は95%と数字をみても人気の保険相談窓口なのがわかります。
さらに、保険ライフでは最大50社の保険を比較できるので、より自分に合う保証内容にすることができるでしょう。
取扱保険会社 | 50社以上※最低33社以上(提携会社によります) |
---|---|
主な取扱商品 | 医療保険、学資保険、終身保険、がん保険、個人年金保険など |
対象地域 | 全国 |
相談形式 | オンライン型、訪問型 |
キャンペーン | 選べる電子ギフト ・サンマルクカフェチケット ・GODIVA ・チョコクロBOX ・一蘭ラーメンセット |
\保険相談でサンマルクカフェチケット選べる電子ギフトプレゼント/
保険見直し本舗
出典:保険見直し本舗
保険見直し本舗は契約実績100万件以上を誇る大手保険相談窓口です。
相談スタイルは、訪問、オンライン、店舗、電話の4つから選ぶことができます。
さらに、保険見直し本舗は担当者制なので、契約からアフターフォローまで一貫して任せることができるので安心です。
取扱い保険会社数 | 40社以上 |
---|---|
主な保険商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、損害保険他 |
対応地域 | 全国 |
相談形式 | 店舗型、訪問型、オンライン |
予約方法 | Web/電話 |
相談員 | 安心の1担当制 |
\無料相談で人気商品をゲット!/
⇩45社以上取扱で最適な保険がわかる⇩
がん保険を比較する際によくある質問
編集部
医療保険とがん保険どちらのほうが良い?
医療保険は病気の種類に関わらず、病気やケガをしたときの入院や手術に備えることができます。
一方でがん保険は、がんに患った際にしか保障を受けることはできません。
医療保険でもがんに患った際の入院などの保障もしてくれるため、がんへの備えが最低限で良い方は、医療保険のみで良いでしょう。
しかし、医療保険ではがんへの保障が最低限なので、治療法によっては保障対象外なケースもあります。
どちらかにしか加入できない場合は幅広い保障の医療保険が良いですが、2人に1人ががんになる時代だからこそ、より保障が手厚いがん保険への加入がおすすめです。
がん保険を比較する際に大切なポイントは?
がん保険を比較する際に最も大切なポイントは、先進医療や自由診療への保障と、保障回数です。
がん治療は長期化する可能性も十分にあるため、保障を何回受けることができるのかは比較する上で必ず確認しなければなりません。
また、がん治療を行う場合、全額自己負担となる先進医療や自由診療となる可能性もあるので、保障しておくことで治療の選択肢を広げることができます。
がん保険に入るメリットは?
がん保険は、保険によって診断された時点でまとまったお金を受け取ることができるので、様々な備えに役立ちます。
また、高額な治療に特化した特約が豊富にあるので、医療保険では補うことができない保障も多いです。
一方でがん保険のデメリットは、保障されない免責期間(90日間など)がある点やがん以外への保障を受けることができない点にあるでしょう。
デメリットもあるがん保険ですが、日本人が患う確率の高いがんに手厚く備えることができるのは、がん保険に加入する大きなメリットでしょう。
がん保険の比較:まとめ
今回は、がん保険を徹底比較していきました。
- がん保険はがんに患った際に保障を受けることができる
- 上皮内新生物も保障対象か必ず確認するようにする
- 保障される期間や回数もがん保険を比較するうえで大切
がん保険は、がんと診断された場合やがん治療をした際に保障を受けることができます。
各保険会社によって保障内容は大きく異なるため、料金にも変動があるものです。
そのため、がん保険を比較する際は何を一番保障してほしいのかを重点に加入を考えたほうが良いでしょう。
今回紹介したがん保険はすべて人気のある商品で保障も手厚いため、ぜひ料金シミュレーションをして加入を検討してみてくださいね。