不動産投資ローンにおすすめの銀行10選!
金利相場を徹底比較
不動産投資ローンは、投資家にとって重要な資金調達手段です。しかし、多くの選択肢がある中、自分に合った銀行やローン商品を見つけることは簡単ではありません。
本記事では、おすすめの銀行10選、不動産投資ローンの仕組みや選び方などをご紹介します。審査を通過するためのポイントやローンタイプごとの特徴を詳しく解説します。これから不動産投資を始めたい方、ローン選びに迷っている方は、是非参考にしてください。
不動産投資ローンにおすすめの銀行10選
不動産投資ローンを契約する際に、どの銀行に相談すればいいかわからない方も多いことでしょう。この章では、不動産投資ローンにおすすめの銀行を10個紹介します。
銀行 | 金利 | 借入可能金額 | 借入期間 |
---|---|---|---|
オリックス銀行 | 固定金利:2.6%〜4.0% 変動金利:2.825%〜3.825% | 2,000万円〜2億円以内 | 最長35年 |
ソニー銀行 | 1.5%〜2.5%程度 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 |
イオン住宅ローンサービス | 変動金利:1.944%~または2.136%~ ※2024年11月時点 | 3,000万円以内 | 最長35年 |
auじぶん銀行 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 |
関西みらい銀行 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 |
東京スター銀行 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 |
りそな銀行 | 提携先等を確認 | 100万円以上3億円以内 | 最長30年 |
みずほ銀行 | ― | 最大10億円 | 最長35年 |
ジャックス | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 |
リコーリース | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 | 提携先等を確認 |
オリックス銀行
オリックス銀行の不動産投資ローンは最大2億円まで借り入れ可能で、口座開設が不要なのが特徴です。また、団体信用生命保険(通常の団信、介護保障付団信、生活習慣病団信)を選択できます。
他の銀行にはない特徴として、最大2億円まで対応可能な高額融資、他行の口座を利用できること、新規口座の開設が不要なこと、3つの団信から選択できる柔軟な保障オプションなどが挙げられます。
オリックス銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎高額物件の購入を検討している人 ⚫︎自分に合った団信の選択肢を重視する人 ⚫︎新しい口座を作りたくない人 |
ソニー銀行
ソニー銀行は金利が1.5%~2.5%程度と低く、知名度と信頼性の高さが魅力です。
他の銀行にはない特徴として、金利が1.5%~2.5%と競争力がある、ソニーグループの規模に裏付けされた信頼感が挙げられます。
ソニー銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎金利を重視したい人 ⚫︎信頼性の高い銀行を選びたい人 |
イオン住宅ローンサービス
イオン住宅ローンサービスの「マンションオーナーズローン」は最大3,000万円まで借り入れ可能で、特定の物件条件に対応しています。
他の銀行にはない特徴として、最大3,000万円の借り入れができること、最寄り駅から徒歩10分以内であること、築20年未満の物件に対応していること、さらにイオングループの安心感などが挙げられます。
イオン住宅ローンサービスの不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎特定地域や物件条件で投資を考えている人 ⚫︎小規模投資を検討している人 |
auじぶん銀行
auじぶん銀行はKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立された銀行で、アプリやWebサイトの使いやすさが強みです。
他の銀行にはない特徴として、オンライン完結型の手続きや、KDDIグループのバックアップ体制などがあります。
auじぶん銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎デジタルツールに慣れている人 ⚫︎オンラインで手続きしたい人 |
関西みらい銀行
関西みらい銀行は関西エリアに特化した地域密着型の銀行で、不動産投資ローンを提供しています。
他の銀行にはない特徴として、関西エリアに根ざしたサービスや、地域密着型の対応が可能などが挙げられます。
関西みらい銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎関西エリアでの不動産投資を考えている人 ⚫︎地域特化型のサービスを求める人 |
東京スター銀行
東京スター銀行は、不動産担保ローンやリバースモーゲージなど、多彩なローン商品を提供しています。融資限度額は最大1億円です。
他の銀行にはない特徴として、最大1億円までの融資枠や、幅広いローン商品を展開している点が挙げられます。
東京スター銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎多様なローン商品を比較したい人 ⚫︎高額融資を検討している人 |
りそな銀行
りそな銀行は、「オーダーメイド型」と「自宅併用型」の2種類の不動産投資ローンを提供しており、最大3億円まで借り入れが可能です。
他の銀行にはない特徴として、最大3億円の高額融資に対応していることや、ニーズに合わせた柔軟なローン設計が挙げられます。
りそな銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎高額物件への投資を考えている人 ⚫︎自宅併用型ローンを検討している人 |
みずほ銀行
みずほ銀行はみずほ信託銀行が「アパートローン」を提供しており、最大10億円までの融資が可能で、団体信用生命保険(団信)の希望制など柔軟なサービスが特徴です。
他の銀行にはない特徴として、最大10億円の融資枠を提供していることが挙げられます。
みずほ銀行の不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎メガバンクの信頼性を重視する人 ⚫︎高額物件の購入を計画している人 |
ジャックス
ジャックスは、提携金融機関を通じて投資用マンションに特化した不動産投資ローンを提供しており、スピーディーな対応が特徴です。
他の銀行にはない特徴として、投資用マンションに特化したローン、提携金融機関を通じた柔軟なサービスがあります。
ジャックスの不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎投資用マンションを購入予定の人 ⚫︎スピーディーな資金調達を求める人 |
リコーリース
リコーリースはアセットファイナンスや特殊な用途向けの不動産投資ローンを提供しています。
他の銀行にはない特徴として、大規模修繕や特殊用途にも対応し、法人投資家向けのサービスが充実している点が挙げられます
リコーリースの不動産投資ローンがおすすめな人 ⚫︎特殊な用途に対応するローンを探している人 ⚫︎企業経営者や法人投資家 |
不動産投資ローンの選び方
不動産投資ローンを選ぶ際、多くのポイントを考慮する必要があります。特に、以下の3つの要素が重要です。
- 金利で選ぶ
- 銀行の種類で選ぶ
- 年収で選ぶ
それぞれの特徴を理解し、自分に合ったローンを見つけることが成功への第一歩です。この章では、以下の3つについて詳しく解説します。
金利の種類で選ぶ
金利は、不動産投資ローンの選び方において最も重要な要素の一つです。なぜなら、金利の違いが返済総額に大きく影響するからです。不動産投資では長期間の返済が求められるため、金利設定が資産運用の成否を左右します。
変動金利
変動金利とは、市場金利の動向に応じて定期的に見直される金利方式のことです。金利は通常半年ごとに見直され、返済額が変更されることがあります。市場金利が低い時期は利息負担が少なくなる一方で、金利が上昇すると返済額が増加するリスクがあります
この方式のメリットは、市場金利が低い場合に返済コストを抑えられる点です。一方で、デメリットとしては、将来の金利変動による返済額の増加リスクが挙げられます。そのため、短期間でのローン完済を計画している方や、リスクに柔軟に対応できる方に適した選択肢といえます。
選択型固定金利
選択型固定金利とは、ローン契約時に一定期間(例: 3年、5年、10年など)の金利を固定する方式です。固定期間が終了すると、その時点の市場金利に応じて新たな金利が適用される場合があります。
メリットとして固定期間中については金利が変動せず、安定した返済計画を立てやすい点があります。ただし、固定期間終了後の金利が未知数であるため、その後の返済額に不安を感じる可能性もあります。また、固定期間中の金利は変動金利より高めに設定されることが一般的です。
選択型固定金利は、将来の金利上昇リスクに備えつつも、短期的な返済計画を優先したい方に向いています。
全期間固定金利
全期間固定金利とは、ローンの返済期間全体にわたり、金利が契約時の水準で固定される方式です。このため、金利変動の影響を受けることなく、安定した返済計画を実現できます。
最大のメリットは、金利変動に関係なく、一定の返済額で計画を立てられる点です。一方で、デメリットとしては契約時の金利が変動金利や選択型固定金利より高く設定される場合が多い点が挙げられます。
この方式は長期にわたる安定性を重視する方や、将来の金利上昇リスクを完全に排除したい方に最適な選択です。
銀行の種類で選ぶ
ローンを提供する銀行の種類は、重要な選択基準の一つです。金融機関によって提供する金利や条件が異なるため、これが借入の総コストや条件に影響します。
メガバンク(都市銀行)
メガバンクとは、日本全国に支店を持つ大規模な都市銀行のことです。代表的なメガバンクの例には、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などがあります。
メリットとして、信頼性の高い金融機関であり、多様なローン商品を提供している点が挙げられます。また、全国に広がる支店網によって、どこに住んでいてもサービスを受けやすいです。一方で、審査が厳格であり、低金利ローンを利用するためには高い信用力が求められる場合があります。
メガバンクは高額な融資を希望し、信頼性を重視する方に向いています。
地方銀行
地方銀行は特定の地域に根ざして営業する銀行です。地域密着型のサービスを特徴としており、地元の経済や不動産事情に詳しい点が魅力です。
メリットとして、柔軟な審査基準や、地域の特性に合ったローン商品を提供していることが挙げられます。一方、全国的なサービス提供力はメガバンクに劣り、地域外での利用が制限される場合があります。
地方銀行は地元での不動産投資を検討している方、地域特化のサポートを受けたい方に最適です。
信託銀行
信託銀行は銀行業務とともに信託業務も行う金融機関です。不動産管理や投資に特化したサービスを展開しており、不動産関連のノウハウが豊富です。
メリットとして、不動産投資に特化した専門知識と幅広いサービスを受けられる点が挙げられます。一方で、融資条件が厳しく、特に大規模な投資案件向けのサービスが多い傾向にあります。
信託銀行は高度な専門性を求める投資家や、大規模な不動産投資を計画している方に最適です。
ノンバンク
ノンバンクは銀行以外でローンを提供する金融機関です。主にカードローンや不動産投資ローンなどを専門に取り扱っています。
メリットとして、銀行よりも審査基準が柔軟で、短期間での融資が可能な場合が多い点が挙げられます。ただし、金利は銀行より高めに設定される場合が一般的です。
ノンバンクは銀行での審査に通らなかった方や短期間で資金を調達したい方に向いています。
ネット銀行
ネット銀行は、インターネット上で営業する銀行です。支店を持たず、オンラインを通じてサービスを提供しています。
ネット銀行の最大のメリットは、低い金利や手数料でローンを提供している点です。手続きがオンラインで完結するため、スピーディーかつ効率的に融資を受けることができます。ただし、対面での相談ができないことがデメリットです。
ネット銀行はオンラインに慣れている方、効率性と低コストを重視する方に適しています。
年収で選ぶ
年収はローン審査において大きな影響を持ちます。借入可能額や返済能力を正確に判断するため、年収を考慮することが不可欠です。
高年収であれば、金利の低い大口融資が利用できる可能性があります。一方で、年収が低い場合でも、融資条件に柔軟な金融機関を選ぶことで選択肢が広がります。具体的な返済シミュレーションを行い、自分の年収に合ったローンを選ぶことが重要です。
そもそも不動産投資ローンとは
不動産投資ローンとは、不動産投資を目的とした物件の購入資金を借り入れるためのローンを指します。このローンは、住宅購入を目的とした住宅ローンとは違い、投資収益を得ることを前提としています。そのため、融資を受ける際の審査基準や条件も住宅ローンとは大きく異なります。
不動産投資ローンには主に以下の2種類があります。
- アパート・マンションローン
- プロパーローン
それぞれの不動産投資ローンを詳しく説明します。
アパート・マンションローン
アパート・マンションローンとは、アパートやマンションなどの収益物件を購入するための融資商品です。金融機関が事前に設定した融資条件や審査基準を満たすことにより融資が認められます。一般的に融資の基準として、物件の収益性や担保価値、そして投資家の信用力が重視されます。
アパート・マンションローンは、審査基準が事前に明確に定められており、手続きがスムーズに進むのが特徴です。しかし、融資金額や物件の種類などに制限が設けられている場合があるため、自由度が低いことがデメリットとなります。一方で、プロパーローンよりも金利が低めに設定されるケースが多いのがメリットです。
プロパーローン
プロパーローンとは、融資条件や審査基準が事前に固定されているアパート・マンションローンとは異なり、投資家によって柔軟に条件を設定するローンです。金融機関は、投資家の資産背景、事業実績、収益計画などを総合的に評価して融資の可否を決定します。
プロパーローンの最大の特徴は、投資家の個別事情に応じて融資条件が調整される点です。そのため、物件の種類や融資金額に柔軟性があります。ただし、アパート・マンションローンに比べて金利が高い傾向があり、審査がより厳格になるケースもあります。
不動産投資ローンの審査は厳しい?
不動産投資ローンは、住宅ローンと比べて融資審査が厳しい傾向があります。これは、不動産投資が収益を目的とした投資で、不動産市場の変動や物件の収益性に依存するため、金融機関が慎重に貸し倒れリスクを判断するからです。
審査が厳しい理由には、以下の3つが挙げられます。
- 収益性の重視
- 投資家の信用力
- 市場リスク
購入予定の物件が安定した収益を生み出せるのかどうかが重要です。立地条件や賃貸需要、物件の状態などが審査対象となります。また、審査では年収、職業、保有資産、過去の信用履歴などが評価されます。特に返済能力が低いと判断される場合、融資は難しくなるでしょう。経済状況や不動産市場全体の動向も審査に影響します。不動産価格が下落している地域では、融資審査が厳しくなることがあります。
これらの理由により、住宅ローンよりも不動産投資ローンの審査は厳格に行われるのです。
不動産投資ローンの審査に通るためのポイント
不動産投資ローンの審査に通るためには、以下のポイントを意識することが重要です。
- 安定した収入を証明する
- 物件の収益性を明確にする
- 自己資金を増やす
安定した収入や資産があることで、返済能力を金融機関にアピールできます。また、物件の収益性を十分に示すことで、貸し倒れリスクを軽減できます。さらには、自己資金を用意することによって金融機関が融資をリスクと感じにくくなるため、審査通過の可能性が高まるでしょう。
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まとめ
不動産投資ローンを成功させるためには、自分の投資目標や資産状況に合ったローン商品を選択することが重要です。本記事では、おすすめの銀行10選を紹介し、それぞれの特徴や金利、借入条件を比較しました。また、金利の種類や銀行の選び方、不動産投資ローンの審査基準、通過のポイントについても詳しく解説しました。
長期的な返済計画を立てることはもちろん、物件の収益性や自己資金の準備も成功の鍵となります。これから不動産投資を始める方は、是非この記事を参考にして、自分に最適なローン選びを進めてください。